2019年02月26日

おはら舞ニュースレター My Wave no.11ができました。 ぜひ、ご覧ください。

 2月26日から3月13日までの36日間、京都府議会 2月定例会が開かれ、西脇隆俊知事として初めての当初予算編成となり、人口減少や相次ぐ災害への対応、子育て環境日本一への取り組みを重視した予算案等について審議します。

 この度、「おはら舞ニュースレター My Wave no.11」を2/22:舞鶴市民新聞、2/23:新聞各紙(舞鶴市内)に折り込みいたしました。
下記のPDFにてご覧いただけると幸いです。

 おはら舞が目指す、「志」---4年前に皆様にお約束した政策マニフェストを、取り組んできたこと、時代に即したもの、地域を歩いて得たお声を元にブラッシュアップし、さらに裏面には、この4年間の取り組み等をまとめさせていただきました。


 ご意見等があれば、お気軽にいただけると幸いです。
                                           


 「おはら舞ニュースレター My Wave no.11」

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2018年12月12日

12月定例会にて代表質問をいたしました(12月6日)


1 京都舞鶴港振興について
2 ひとり暮らしの高齢者対策と高齢者雇用について
3 鳥獣被害対策とジビエ活用について
4 治水対策の強化と二級河川高野川・伊佐津川の治水対策について

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http://211.5.166.28/gikai/index.asp
(京都府議会 録画中継をご覧ください 「録画中継」「本会議」「12月定例会」「12月6日」「小原舞」等で検索してください。)
(知事からのご答弁も録画中継からご覧ください。)



@ 京都舞鶴港振興について

 昨年のコンテナ取扱量は過去最高の1万3402TEU(長さ20フィートのコンテナ個数)に達し、コンテナ以外の貨物も含めた貨物取扱量は1161万トンとなり、8年連続で1千万トンを超え、積極的なポートセールスにより日本海側国土軸の形成に資する日本海側拠点港として順調に、貨物を増やしており2万TEUも射程内に入ってきています。

 11月15日に京田辺市に京都府内では初となるマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク京田辺」の竣工式が行われました。この物流センターは、複数の幹線道路へのアクセスに優れ、西日本全域の広域配送拠点として来年度から全面稼働されますが、京都縦貫自動車道を利用して日本海側方面への展開において京都舞鶴港の利用促進に繋がることが期待されます。また、11月17日には、舞鶴では初の試みとなる国際フェリーとシベリア鉄道を使った複数の荷主の貨物を一本のコンテナでまとめて運ぶトライアル輸送が実施されました。これは、通常約40日かかるインド洋回りの貨物から、シベリア鉄道を利用してモスクワまで20日間という利便性を活用してヨーロッパへの第3のルート開拓や貨物の獲得、国際フェリーの利用拡大による日韓露フェリーの直行航路の実現に向けて進展してきているように感じられます。

 さらなる集荷の促進のため、トライアル補助金の実施や、府南部や滋賀県等及び京都舞鶴港周辺の企業へのポートセールスに力を入れていただいていますが、集荷における課題や今後の展望についてご所見をおうかがいいたします。





 一方で、舞鶴国際ふ頭におけるコンテナの限界取扱量が2万1千TEUとされており、受入能力の限界に近づいている中で、早期の第2期整備の事業化・整備促進が必要であり、国に対しても強く要望をいただいているところです。

 そこで、ふ頭へのアクセス道路として臨港道路上安久線の工事発生残土を第2期整備の埋め立てに利用するためにも、同時並行的な事業の実施が求められます。
 また、2012年に本格整備へ事業化が決定した西舞鶴道路(国道27号バイパス)は、舞鶴若狭道・舞鶴西インターからのアクセス改善のためにも重要な道路で、現在、目に見える形で舞鶴赤十字病院横等で工事が進んでいて、いつ完成するのか待ち遠しく地元の方からもよく質問を受ける次第です。
 
 昨年の9月議会でのこの2つの道路についての質問に対して「京都舞鶴港へのアクセス道路として一体的に整備を進める必要があり、国の道路部局と港湾部局、京都府と地元舞鶴市で、「国道27号西舞鶴道路・臨港道路上安久線の事業調整会議」を設置した」、「舞鶴港の港湾計画で平成30年代半ばを目標年次としている」とのご答弁をいただきました。改めて、国道27号西舞鶴道路と臨港道路上安久線の進捗状況と完成時期の目途について、また港湾ふ頭間のアクセスの利便性を向上するための取り組み、受入能力の限界に近づいている中において、国際海上コンテナ機能の強化策についておうかがいいたします。




A ひとり暮らしの高齢者対策と高齢者雇用について


 我が国の高齢化率は、平成29年度で65歳以上人口は、3,515万人となり高齢化率は27.7%になり、少子高齢化等の影響も受けて日本の人口は今後も減少傾向であり、さらに高齢化が進んでいきます。このような状況の中、高齢者のひとり暮らしが増加しており、近所においても、地域をまわる中でも実感として多いなと感じられ、その対策や取り組みへの関心を抱いている次第です。

 内閣府の平成30年度の高齢社会白書によると、65歳以上の一人暮らしの方の増加は男女ともに顕著であり、昭和55(1980)年には男性約19万人、女性約69万人、65歳以上人口に占める割合は男性4.3%、女性11.2%であったのが、平成27(2015)年には男性約192万人、女性約400万人、65歳以上人口に占める割合は男性13.3%、女性21.1%となっています。中でも最も比率が大きいのは、配偶者と死別する確率の高い75歳以上の高齢女性となっています。

 さらに、(私自身もそうですが)「団塊ジュニア」が高齢者となり、高齢者人口がピークを迎える2040年には、国立社会保障・人口問題研究所が発表した予測によると、未婚や晩婚の人が増えているため、男性高齢者の5人に1人、女性高齢者の4人に1人がひとり暮らしになるという驚くべき数値が出ています。

 また、同調査では、「介護や看病で頼れる人」については、男性の58.2%、女性の44.9%が「いない」とされ、普段の会話の頻度については、男性の15%が「2週間に1回以下」という返答になっています。身近に頼る人がいない高齢者の増加は社会制度にも大きな影響を与えることが危惧されるとともに、孤立を防止し、病気で倒れた時の早期発見や孤独死に至らないよう、日頃から地域社会との繋がりを築く取り組みが求められます。

 京都SKYセンターと府立清明高校、峰山高校が連携協定を結び、生徒と高齢者との交流が行われていますが、このように子どもや学生、私たち現役世代が地域コミュニティの再生のために積極的に参画していくことが重要かと思われます。
私たちを育て、地域社会を築きあげてこられた高齢世代の方々に、敬意と謝意を表すこと、そしてそのお知恵や経験を活かして、生きがいを持って住み慣れた地域で安心して暮らしていける社会を目指していく。少子高齢化社会は、もう一度、年長者を敬う、地域での交流を深める、近所づきあいをするなどといった、これまで日本が培ってきた大事なことや社会システムを取り戻す機会ではないかと思います。一方で、家族は社会の基本単位であり、家族がまず第一に親の面倒をみる、親孝行をするという基本の上に立って、核家族化が進み、進学や就職で故郷を離れざるを得ない状況、戻れない中でもまずは家族、そして家族がどうしても出来ない場合において地域社会で支えていく風潮なり仕組みづくりが必要かと思います。

 本府では、見守り地域づくり事業において、市町村における「見守りネットワーク(絆ネット)」を構築支援するなど、京都式地域包括ケアを推進いただいています。自治会、民生児童委員、学校、市町村社協、警察、消防、NPO等といった様々な主体が横断的なつながりを持って個別課題に対応する「見守り支援チーム」を編成する中で、核となる絆ネットコーディネーターの育成やIOTや情報通信技術(ICT)を活用した高齢者見守りシステムの構築の推進、若者や現役世代をどのように巻き込んでいくか、離れて暮らす家族との連携等、システムを構築する上での課題もあるかと思いますが、今後さらに高齢者のひとり暮らし対応のニーズの高まりも予想される中で、ひとり暮らしの高齢者の本府における現状と、「見守り」についての取り組みと課題についておうかがいいたします。



 次に高齢者の雇用についておうかがいたします。平成29年3月に策定された「働き方改革実行計画」では、「高齢者の就業促進」がテーマの一つとなっており、65歳以降の継続雇用延長や65歳までの定年延長を行う企業への支援の充実、多様な技術・経験を有するシニアが、一つの企業の留まらず、幅広く社会に貢献できる仕組みの構築等が盛り込まれています。これらは、人生100年時代を見据えた経済社会システム構築の一環でもあり、人手不足対策等、様々な要素がありながらも、働くことイコール生きがいとして老後の人生を人と接し社会に貢献しながら豊かに暮らす側面もあるかと思われます。

 一方で、自営業などで基礎年金しか受け取れない高齢者の方からは、「年金が4万円台で働かなければ苦しい。もっと働く日数を増やして収入を得たいが仕事がない」というお声をうかがうこともあります。

 平成30年度版高齢社会白書で多様な形態による就業機会・勤務形態の確保として、「シルバー人材センター事業について、高齢者が人手不足の悩みを抱える企業を一層強力に支えるため、会員の拡大等による企業とのマッチング機能等を強化するなど高齢者の就業機会の促進を図る」とあり、本府でもシルバー人材センターやジョブパークにて人手不足分野などで高齢者の方が活躍していただける取り組みを行っていただいておりますが、協力企業の掘り起しや本人の状況に即したマッチング等、課題があると思います。そこで本府において、 今後増えていく高齢者の雇用についてどのように対応されるのか。特に、人手不足分野における高齢者雇用の取組と課題、また高齢者の方々の人材育成についておうかがいいたします。



【答弁を受けてのコメント*追加の発言分は含まれていません。】
 本会議質問では、京都舞鶴港についての質問を必ずすると決めて毎回、質問させていただいておりますが、港湾管理者として京都府は、2万TEUという目標まで射程内に入れて、2011年に日本海側拠点港に指定されて以降、輸入の取扱貨物量においては10年前と比べると、約2倍になる等、関係諸機関と一体になって京都舞鶴港の振興に積極的に取り組んでいただいていることに感謝いたします。

 貨物が増えて、嬉しい悲鳴ですが、受入能力の限界に近づいている中で、早期の第2期整備の事業化・整備促進は、もう時期を延ばすことはできないと思っています。港湾へのアクセス道路はご尽力の賜物で、着々と進んできていますが、臨港道路上安久線の工事、オープンカットによって40万立米ほどの土砂が出てくる、その土砂を第2期整備の埋め立てに活用するというのが同時並行で行われると、コストの面でも、資源の循環の面でも理にかなっております。引き続き、国への強い要望をお願いいたします。


 次に、ひとり暮らしの高齢者対策と高齢者の雇用についてですが、私が思想・哲学の拠り所としている経営の神様 松下幸之助翁が社会福祉について昭和52年の著書の中で、「社会がそういう意味で老人を大切にし、老人も生きがい、働きがいをもって晩年を送れるというのは理想的な姿ですな。それに老人だけでなく、若い人にとっても、自分が年を取った時にはそういう形で生きるのだというイメージがはっきりするから、いらざる心配や不安も少なくなり、希望にみちた人生を送ることができるのでしょうね。人生設計といったものもできやすく、世の中全体が落ち着いてくるわけですね。」とあります。ご高齢の方も不安、若い人たちも自分たちの将来に対してどうなるのか不安、、、これが、現在の状況だと思います。少子高齢化社会、人口減少の時代となり大きな課題となっていますが、政策、施策の基礎となる「どういう社会をつくりたいか」ということは非常に重要だと思いますので、引き続き世代を超えて支えあう共生社会の実現にむけてよろしくお願い申し上げまして、次の質問に入ります。



B  鳥獣被害対策とジビエ活用について
 

 私が小学生の頃には祖父母が住んでいた団地のスーパーにたった1頭のイノシシがどこかから逃げ出してきて、警察やマスコミが来る大騒ぎになったのを思い出しますが、今やイノシシやシカが群れとなって、また集落だけでなく町なかにもクマが出没するようになってきています。
昨年の2月定例会でも質問させていただきましたが、特定鳥獣に対して、一期5年ごとに見直しされる特定鳥獣保護管理計画が策定されるにあたって、特定鳥獣保護計画の見直しの方向性と被害を減らすための捕獲の強化策等についてお伺いいたしました。ご答弁の中で、「シカ及びイノシシについて、平成33年度に生息数を半減させることを目標に、生息数をシカで9万1千頭、イノシシで6万頭と推定し、年間捕獲目標頭数をメスジカは現在の1.25倍の1万5千頭に、イノシシを1.4倍の1万4千頭に設定」し、ツキノワグマでは、捕殺上限数を引き上げるとともに、頻繁にクマが出没している地域では、事前に銃猟捕獲を許可することで捕獲を強化する」とありました。
 収穫前に農作物被害に遭われた農家の方々の切実なお声や、自宅の庭や玄関でクマを何度も目撃されて不安に思われている方や、シカが飛び出してきて車の衝突事故というのも度々聞きます。
シカやイノシシなどの特定鳥獣の生息数を減らす対策によって、増える状況が抑えられていることを評価する一方で、以前より良くなったという地域からの声が耳に入ってこないのが現状です。さらに、舞鶴の大浦半島ではツキノワグマが大量出没をしており、地域の皆様の自衛策だけでは安全が守れない状況になってきており、第一種特定鳥獣保護計画の平成30年度事業実施計画によると、府内のクマの推定生息数は増加傾向にあり、平成29年度は丹後個体群では約820頭、丹波個体群は約310頭とあります。
従来の取り組みに併せて新たな捕獲方法の研究や検討、また現在の年間捕獲目標の基準についてどのように評価されておられるのかご所見をおうかがいいたします。

 次に、ジビエなどの資源の有効活用についてですが、府内でジビエ利用されているのはシカでは、捕獲頭数の約9 %にあたる約2,000 頭くらいであり、販売等の安定供給には今後の施策にかかっていると言えます。有害捕獲では、死骸を山中に埋めるのも重労働のため放置されることがある等して、その死骸を餌として鳥獣が増えていくということもあり、福知山市大江町に中丹地域の3市が合同で利用する有害鳥獣の焼却処理施設が出来、駆除隊員の労力軽減により、捕獲が進むことが期待されています。
 本府では、農林水産省より全国ジビエモデル17地区のうちの2つ、京丹波と福知山の夜久野町で選ばれており、ジビエ普及の先頭を走っていただいています。捕獲から搬送、処理・加工、販売が繋がり、安全で良質なジビエを安定供給するために、これらモデル地区が機能を強化させるために、国が鳥獣被害防止総合対策交付金において施設の大規模化を目指す方向で進んでいますが、各市町村レベルにおいて小規模な取り組みを支援する等、府独自のジビエの有効活用のための支援も必要かと思います。ご所見をおうかがいいたします。

 ジビエの取り組みは、綾部市在住の塩見直紀さんが提唱されている「半農半X」の暮らし方にも通じる、農業と狩猟に関わることによる収入の安定化にも繋がり、ジビエハンターを提唱されている垣内忠正さんは、ジビエハンターの養成学校を開校されていて、狩猟女子として、最近は若い女性の間でも「やってみたい」と思われている人が増えているとのことです。狩猟者の高齢化と担い手の確保という課題からも、様々な切り口で鳥獣被害対策を行い、また命あるものを循環させていく考え方も大切だと思いますのでよろしくお願いいたします。

C 治水対策の強化と二級河川高野川・伊佐津川の治水対策について
 

 京都府においては、北部地域を中心に被害を受けた昨年の台風18号、21号に引き続き、今年は6月の大阪府北部地震、平成30年7月豪雨、8月の台風20号、9月の台風第21号及び第24号等、災害の復旧・復興の途上で立て続けに自然災害に見舞われ府内各地で甚大な被害が発生しました。
 平成31年度の当初予算編成の方針の中で、西脇知事は、重点推進施策の「安心・安全分野」において、「河川改修や橋りょう耐震化の促進などインフラの強靭化」を挙げておられますが、度重なる風水害に対応すべく、治水対策における知事の意気込みをおうかがいいたします。


 最後に地元舞鶴市の河川についておうかがいさせていただきます。7月豪雨災害の直後、西脇知事は災害調査に被災地をまわられ、西舞鶴の中心部を流れる二級河川高野川の浸水被害もみていただきましたが、高野川の下流域は平素より水位が高く、地盤が低いことから洪水や高潮時に堤防を越水、河川に流入できない雨水が住宅地にあふれる内水被害への対策が急がれる中、この5年間のうちに3回も大規模な床上・床下浸水、となり住民の皆さんの疲弊は極度に達している状況です。高野川は今年度から京都府と舞鶴市がそれぞれの役割分担のもと15年計画で総合的な治水対策を実施し、特に被害が多い西舞鶴駅以北の浸水被害の軽減を目指す第1期工事には10年間を見込んでいます。10年に1度の災害が何度も起きている状況の中で、整備期間を大幅に短縮し、総合的な治水対策をできれば5年内に進めていただきたいと強く願います。
 二級河川伊佐津川については、府が13年度に整備計画を策定し、改修工事を進めていただいていますが完了時期が未定になっています。特に、大和橋から少し上流の左岸は今回も堤防を濁流が超えて魚屋の住宅街が泥に埋もれ、昨年の21号台風で被害を受けた後すぐの被災となり、前回に比べてもどんどんと被害が大きくなっている状況です。危険個所の早期改修と土砂の浚渫もすすめていただきたく、二級河川高野川・伊佐津川の整備期間の大幅な短縮など総合的な治水対策について知事の意気込みをおうかがいいたします。


 
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2018年11月09日

おはら舞ニュースレター My Wave no.9 (京都府議会報告)です。ご覧ください。


 おはら舞ニュースレター My Wave no.9 (京都府議会報告)です。
ご覧いただけると幸いです。
 7月豪雨災害への対応や6月定例会における一般質問の内容等の活動を
掲載しております。

(以下をクリックしてください。↓)

0820ohara_A.pdf

0820ohara_B.pdf
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2018年07月31日

平成30年7月豪雨災害 会派(府民クラブ京都府議会議員団)災害調査(綾部、福知山市大江町)

 前回の調査(7月18日 舞鶴市、宮津市)に引き続き、7月27日(金)に会派(府民クラブ京都府議会議員団)にて平成30年7月豪雨災害調査(綾部、福知山市大江町)を行いました。

 改めて、府北部における被害の大きさを実感し、豪雨災害により被災されました皆様に対し、お見舞い申し上げますとともに、犠牲になられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。

 調査先:
 土砂災害(綾部市旭町)、土砂災害(綾部市上杉)、綾部大江宮津線道路流出(大江町関)、商工関係事業所の浸水(大江町蓼原)、谷河川(土砂災害、天然ダム)(大江町公庄)他

 北部4市(福知山、綾部、舞鶴、宮津)に国(国交省)の災害対策隊調査が入り、被害の実態調査が行われています。
 29日までの調査で被災箇所701件、推定被害額は25億円に達するとの報道がありました(京都新聞より 7/29)。
 同調査隊によると、
 「九州の時と違い、府北部はまるで散弾銃のように、小規模な被害が広範囲で多発している。」
 「砂防ダムの整備や河床を補強する工事が、今後の被害を抑えるためにも必要」と恒久的な対策が指摘されています。

 週末の台風12号の接近、今後も台風や豪雨が起こるたびに、生活、生命・財産を脅かされる現状から国レベルにおいて抜本的な対策を行い、都道府県や市町村との連携を一層強めていかなければなりません。

 大江町の蓼原では、商工関係事業所が1.8メートルも浸水したところもあり、これまでの被害の中でも最も厳しい状態になっていること。地域の生活必需品を扱う店舗の浸水、復旧中のため買い物難民対策をどのようにするか等、復旧・復興に向けての取り組みは緒に入ったばかりです。今後とも現況把握に努めて対策を練っていきたく存じます。



 
IMG_0642.JPG 土砂災害(綾部市旭町)

IMG_0657.JPG 商工関係事業所の浸水(大江町蓼原)

IMG_0691.JPG 谷河川(土砂災害、天然ダム)(大江町公庄)

IMG_0692.JPG 谷河川(土砂災害、天然ダム)(大江町公庄)

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2018年07月25日

環境・建設交通常任委員会 管内調査(平成30年7月豪雨の被災状況)


 7月24日、25日に所属する環境・建設交通常任委員会にて平成30年7月豪雨の被災状況について調査いたしました。 

 調査先は以下の通りです。

 南丹広域振興局(亀岡市)、法貴峠(亀岡市)、日吉ダム(南丹市)、中丹東土木事務所(綾部市)、現地調査:犀川(綾部市物部)、八田川(綾部市梅迫)、舞鶴福知山線(舞鶴市三日市)、丹後土木事務所(宮津市)、現地調査:KTR(宮津獅子崎、国道178号(宮津市日置)、竹野川(京丹後市)
IMG_0577.JPG 日吉ダム(南丹市)

IMG_0597.JPG 舞鶴福知山線(舞鶴市三日市)、

IMG_0608.JPG KTR(宮津獅子崎)

IMG_0618.JPG 国道178号(宮津市日置)

IMG_0626.JPG 竹野川(京丹後市)


 今調査において得られた災害予防のための対応や知見について今後につなげてまいります。

 日吉ダム(南丹市):洪水調整の他、水道などの利水を蓄える多目的ダムの為、事前放流がまず行われない(渇水の可能性の回避)
 →洪水時の放流の際、中・下流部へのアナウンスのあり方、各戸単位での情報入手のあり方について。

 中小河川の氾濫→水の流れ(災害によってさらに変化)を分析し、堤防の強度を高める等の対策(堤防や道路の決壊対策)について。

 KTRの代行バス:始発が出勤時刻に間に合わない、乗客のニーズへの対応について。運営側の負担について。

 海岸の流木や漂着ゴミ対策:各自治体で処理不可能な場合の支援のあり方について。
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2018年07月13日

6月定例会 閉会日(賛成討論)

 6月定例会閉会日(7月13日)に、平成30年度京都府一般会計補正予算案をはじめ、対象となっている全ての議案に対する討論をさせていただきました。
また、平成30年7月豪雨被災復旧費106億円を含む計289億600万円の今年度一般会計6月補正予算案をはじめ計17議案を可決・同意し閉会いたしました。

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(討論 全文)
 
 去る7月5日から7日にかけての大雨は、京都府をはじめ西日本を中心に全国各地で甚大な被害をもたらしました。この豪雨災害により被災されました皆様に対し、衷心よりお見舞い申し上げますとともに、亡くなられました方々の御冥福を心からお祈り申し上げます。
また、6月18日に発生した大阪府北部を震源地とする地震により被災されました皆様方に対しましても、改めて心からお見舞いを申し上げます。

 この度の豪雨災害は、大阪府北部を震源地とする地震から復旧・復興に向けて歩み出そうとしていたところに発生し、京都府全域で様々な爪痕を残しました。5名の尊い命が失われるとともに、河川の氾濫による床上・床下浸水をはじめ、土砂の崩落や倒木等による家屋倒壊、交通、インフラの寸断など、府内の被害は極めて甚大なものとなっております。
 
このような中、西脇知事におかれましては、速やかに災害対策本部を立ち上げ、被害状況の把握、被災者の支援、応急復旧などに取り組まれるとともに、知事自ら被災地を視察され、迅速、かつ、きめ細かに支援策を編成されたことを高く評価するところです。
 
 大雨特別警報が長時間にわたり継続された京都北部では、由良川沿いや舞鶴市の高野川等の河川では、支流や水路があふれる内水氾濫が発生し、平成16年の台風23号、平成25年の台風18号、昨年の台風21号、今回の豪雨と約15年間で4回の水害となりました。昨日の15時時点での、床上浸水は、福知山市で187棟、舞鶴市で214棟にのぼり、被災された方々からは、「またか」「もういい加減にしてほしい」等の切実なお声が数々上がっています。新規就農者からも「平成16年の23号台風は100年に一度の洪水。100年に一度ならと仲間たちと再起を誓ったが、、、」「根本的に冷静に考え直そう。」との声もあります。

 繰り返される水害被害に対しましては、国・府・市が連携した、由良川流域の総合的な治水対策の取り組み等を進めていただいているところですが、その途上で、今回の水害となり、異常気象が頻繁に起こる昨今、現在進めていただいてる治水計画の早期の完成をお願い申し上げるとともに、治水計画の見直しも必要ではないかと感じています。

 現在も土砂災害の恐れがあるとして、舞鶴市上福井等、避難生活をされている方々もおられ、予断を許さない状況にあります。いつやってくるか分からない災害に対して、府民の生命・財産を守るため、行政のみでなく地域住民、最前線で取り組んでいただいている自衛隊や警察、消防等の関係諸機関、災害発生時から復旧工事に尽力していただいている土木等の民間業者も一体となった取り組みが重要であります。今回改めて、自助・共助・公助がたがいに連携し一体となることによって、被害の最小限化、早期の復旧・復興につながることの重要性を実感しました。

避難や交通等の情報伝達、情報共有のあり方についても、被災住民の体験や災害復旧の現場に従事していただいている方々の声を十分に反映して、これまでの災害対応の課題と検証を一層進めていただきますようお願いいたします。

 大変、厳しい財政状況の中で、知事の現地現場で直接被災者の声に耳を傾ける、府民の安心・安全への基本姿勢、迅速な補正予算編成にも、重ねて敬意と感謝を申し上げ、一日も早く被災地が復興できるよう、全力を上げて取り組まれることを、強く要望いたします

 
今回の6月補正予算案は、「将来に希望の持てる新しい京都づくり」に向け、周産期医療体制の充実など子育て環境日本一の実現に向けた幅広い取組や共生社会の実現に向けた取組に加え、中小企業の人手不足への対応、観光客の府域への誘導や文化行政の充実など、早急に対応すべき課題について、スピード感を持って取り組む、意欲的な予算となっており、高く評価するものであります。

まず、災害対策では、橋りょうの耐震化対策など、先進的な防災・減災対策に取り組まれております。先般の地震災害は、通勤・通学時間帯において発生し、交通ネットワークの重要性やブロック塀の危険性が改めて認識されたところですが、近い将来に発生することが危惧される南海トラフ地震などへの備えとしての橋りょう耐震化の予算計上に加え、ブロック塀の相談窓口の早期設置など、組織面でも迅速な対応を進めていただいていることについて高く評価しており、災害からの安心・安全な京都の実現を目指して、さらなるご尽力をいただきますよう強く要望いたします。

次に、「子育て環境日本一」については、周産期医療ネットワークの再編や周産期医療情報システムの強化、保育環境充実策、ダブルケアサポート事業、仕事と子育ての両立支援など、出生数の減少傾向が拡大する中、「出産」「子育て」の分野の取組強化につながるものを中心に予算が計上されていることを評価いたします。

 そのほか、条例の全部改正及び一部改正等の議案につきましても、いずれも府政の推進に必要なものであり、賛成させていただきます。

最後に、我々府民クラブ議員団も、府民の皆様が安心・安全を実感され、全ての人がいきいきと暮らせる共生社会の実現、京都の未来を担う子どもたちに素晴らしい京都を引き継いでいけるよう、京都府政の推進に尽くしてまいりますことをお誓い申し上げまして、賛成討論とさせていただきます。
 


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2018年07月02日

京都北部に光を!  7月2日の本会議にて一般質問をさせていただきました。

7月2日の本会議にて一般質問をさせていただきました。
質問内容は、
1 日本海側国土軸の形成と京都舞鶴港振興について
2 つくり育てる漁業の推進と観光との連携について
3 ダブルケアの取組について
です。西脇知事からも専門的な見地からご答弁いただきました。
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 答弁後のコメントのところで、舞鶴の「身近な無人島」である戸島(現在閉鎖、立ち入り禁止)の復活!利活用の提案もさせていただきました!
ぜひ、録画中継をみていただけると幸いです。
https://www.facebook.com/mai.ohara.58/videos/pcb.1227970717333864/1227971817333754/?type=3&theater
(フェイスブック用 一部抜粋)

http://211.5.166.28/gikai/index.asp
(京都府議会HP インターネット 録画中継 「7月2日 本会議 小原舞」 を選択してください。)
※スマートフォンやタブレットからもご覧いただけます。


***************************************************************
(質問要旨)

1 日本海側国土軸の形成と京都舞鶴港振興について

  日本海側国土軸の形成と京都舞鶴港振興に関し、次の諸点について、知事の所見を伺いたい。

(1)舞鶴国際ふ頭の競争力強化には、国道27号西舞鶴道路や臨港道路上安久線等のアクセス道路に併せて、ふ頭第2期の早期整備が求められている。地方創生にはモビリティ確保が重要であり、リダンダンシー確保の観点から日本海側国土軸の形成と相互連携は益々重要となるが、地方のモビリティ確保とリダンダンシー確保、更に日本海側国土軸の形成についてどのように考えるのか。



(知事答弁)


日本海国土軸は、「21世紀の国土のグランドデザイン」に位置付けられ、日本海側における広域的な地域連携を進めることにより、東京一極集中を転換し、地方が「自立」と「相互補完」に基づく水平的なネットワーク構造に転換することを目指すものでございます。


 京都府におきましても、日本海国土軸の形成は、京都縦貫自動車道と相まって、北部地域が日本海各都市と連携することでポテンシャルを発揮し、南北間格差の解消と府域の均衡ある発展にも繋がる重要なものであると考えております。


 同時に議員御指摘のように、大地震等に対するリダンダンシー確保の上でも重要な意義を持つものであり、先日の大阪北部を震源とする地震の際にも、名神高速道路や中国自動車道が通行止めとなる中、舞鶴若狭自動車道が迂回路として機能し、災害時に国民生活と経済を支える上で役割を示したところでございます。      


 府域の日本海国土軸を形成する高速道路として、山陰近畿自動車道のミッシングリンクの解消や舞鶴若狭自動車道等の4車線化整備が課題でございます。      
 既に、ネクスコ西日本により舞鶴若狭自動車道の4車線化事業が進められ、また、山陰近畿自動車道では、直轄代行で大宮峰山道路の整備が進められており、国、府、市が連携して早期完成を図るとともに、残る区間の整備に全力を挙げて取り組んでまいりたいと考えております。   


 地域モビリティーの確保につきましては、議員御指摘の「京都府北部地域連携都市圏ビジョン」に掲げられており、引き続き、分散する都市機能を結ぶ交通ネットワークの強化と公共交通の利便性向上が重要でございます。 


 現在、道路整備につきましては、国において京都舞鶴港へのアクセスを強化する国道27号西舞鶴道路を整備するとともに、府により都市間を連携する小倉西舞鶴線白鳥工区等の整備を進めております。        


 また、公共交通網の利便性向上に向け、「北近畿タンゴ鉄道沿線地域公共交通網形成計画」を策定し、事業者や市町村、さらにはDMOと連携し、通勤快速列車の増発、既存バス路線の延伸、デマンド交通の運行等に取り組んでいるところでございます。        

 今後とも、国土強靱化に資する日本海国土軸の構築から、地域振興の基盤となります道路ネットワークや公共交通網の構築まで、国・市町村とも連携し、地域の課題に即した効果的な交通政策の推進に努めてまいりたいと考えております。


(質問要旨)
  
 
(2)本年5月、釜山港セミナーinKYOTOが、両港及び関連企業の親睦と情 報交換の場として京都市内で開催され、釜山港との関係強化が進む一方、コン テナ取扱量が日本全体の量に匹敵する釜山港の日本海側の受け皿となるには課 題が多いと考えるが、今回のセミナーにおけるアンケート結果や関連企業から の評価はどうか。また、今後の貨物を集めるための総合的な戦略はどうか。



(知事答弁)
次に、釜山港との関係強化についてであります。議員御指摘のとおり、釜山港は、年間2,049万TEUという世界第6位のコンテナ取扱量を誇るアジアのハブ港であり、京都舞鶴港にとりましては近距離にあるため、アジアだけではなく世界の港とつながることができる重要なパートナーシップ港湾であると考えております。   
 このため、釜山港との関係強化を目指し、昨年8月には釜山市で、また、本年5月には京都市内でセミナーを開催いたしました。

 私も、釜山港湾公社社長と直接にお会いいたしまして、「世界的な貨物情報を有する釜山港とパイプを太くすることで、京都舞鶴港にとっては利便性の向上が図られる。また、釜山港にとっても関西経済圏とのパイプの強化につながる」など、双方のメリットが高まるよう連携を強めていくことで社長と合意いたしました。
 また、セミナーの参加者へのアンケートでは、その
75%が、京都舞I港が釜山港との航路を有することに魅力を感じていると回答されておりまして、心強く感じております。
      
 京都府としては、セミナーへ参加していただいた企業とのネットワークを強化して、幅広い情報収集や、利用拡大を目指して、ポートセールスを積極的に行っていきたいと考えております。


 更に、こうした活動が、港湾間の限られた貨物の奪い合いにならないように、北部地域での製造・物流拠点の誘致を進めることにより、新たな貨物の創出にも取組み、北部地域の活性化や関西経済圏におけるゲートウエイ機能の充実を図っていきたいと考えております。


(質問要旨)

(3)京都舞鶴港スマート・エコ・エネルギーマスタープランでは、同港の目指す  姿として東アジアのスマートエネルギーイノベーションポートを掲げているが、  京都舞鶴港の先駆的なエコ・エネルギーポート化に関し、次の諸点について、  所見を伺いたい。                     (環境部長)

  @ 京都舞鶴港の強みは、関西圏を背後地に抱えていることに加え、けいはんな学研都市や大学、最先端企業を有することであり、実証実験された最先端技術をいち早く取り入れることが必要と考える。ビッグデータやAI、IoT等の近未来技術、再生可能エネルギーの導入による次世代スマート・ポートとしての整備方針や目標が実現すれば、物流・人流の拡大に加え、エネルギー分野での更なる魅力づくりが期待でき、そのためには、同プランの早期実現が重要と考えるが、今後の具体的な進め方はどうか。    

  A 同プランに記載のあるLNG基地の誘致やガスパイプライン等の取組についても、引き続き積極的に進められたい。          (要 望)


(環境部長 答弁)
京都舞鶴港スマート・エコ・エネルギーマスタープランの今後の進め方についてでありますが、このマスタープランは、京都舞鶴港が北近畿で唯一の「重要港湾」であり、その機能強化を目指した整備を進めた結果、東アジアとのフェリー、コンテナ、クルーズ航路が充実し、物流・人流両面で大きく伸びてきていることを踏まえるとともに、港の特色づくりを進めるために策定したものでございます。
主な目標として、港湾地域へ再生可能エネルギーやLNGなどのエネルギー関連企業の立地支援等を行い、再生可能エネルギーの積極導入を通じた環境負荷の低い港づくりを進めること、ICTの積極的な活用により船舶や貨物情報のシステム化による効率化や店舗等におけるキャッシュレス化などを通じた観光客の利便性の向上など、物流・人流の両面で、港全体の満足度を高めていくことなどを目指しているところでございます。
 現在、関西最大規模の木質バイオマス発電所の整備が進められておりますけれども、京都府におきましては、今年度、国際ふ頭内に太陽光発電を設置し電力の一部を賄ったり、非常時電源とする他、太陽光発電・蓄電・WiーFi機能も備えたLEDスマートライトを設置し、環境負荷の少ない港づくりに着手することとしており、今議会に必要な予算をお願いしているところでございます。
今後更に、マスタープランの実現化・具体化に向けて、エネルギー分野におきましては、再生エネルギー施設の更なる誘致と、エネルギーの地 域での効率的な活用港湾・物流分野におきましては、エコポートに相応しい、ICTを活用した物流システムの構築による効率化・省エネ化の推進、おもてなし分野におきましては、クルーズ船の増加に対応し、自動翻訳サービスの導入など多言語化の推進や待合などおもてなし施設の整備、地域の周遊を促進する移動手段の確保などにも取り組んでいく必要があると考えているところでございます。
 こうした取組には、京都舞鶴港に関わる関係市町、港湾・観光事業者などとの連携が一層重要でございまして、金融機関や大学などの協力も得ながら、課題別の協議の場を設置するなど、オール京都の力で活性化施策を推進していくとともに、北部地域全体の活性化に繋がるよう取り組んでまいります。


(質問要旨)

2 つくり育てる漁業の推進と観光との連携について

  つくり育てる漁業の推進と観光との連携について                       

(1)丹後とり貝は、水産物で初めて京のブランド産品に認証されるなど、ブランド価値を高め、地元の観光資源や海のある京都のイメージ化を推進し、更には生産者の所得向上や漁業の担い手対策にも繋がっている。世界的には、養殖の生産は全体の約半分を占め、20年間で3.4倍に増加する一方、日本では全体の23%、かつ緩やかな減少傾向であり、本府は6%と低い水準となっているが、より一層のつくり育てる漁業の推進のための取組と今後の展望はどうか。




(農林水産部長 答弁)

観光と連携したつくり育てる漁業の推進についてでありますが、魅力ある観光振興のためには、高品質な地元の魚介類を安定的に提供することが必要と考えております。幸い、本府には舞鶴湾を始め栄養豊富で穏やかな内湾が多く、養殖業に適しているため、天然物に加え、とり貝、岩がきなどの二枚貝を中心に養殖業の振興に取り組んでいるところです。

現在、品質保持と生産安定のため、トリガイの稚貝の提供など、安定的な種苗の確保、水質などを監視するICT技術の導入など、養殖技術向上のためのサポート、を行うとともに、ニーズが高いことから生産拡大のため、昨年度、舞鶴湾でいかだ筏の増設を支援するなど、生産基盤の強化に取り組んでおります。

この結果、丹後とり貝が「京のブランド産品」となるなど、これら養殖水産物は既に高い品質が認められていますが、より魅力的なブランドとなりますよう、「京都産水産物ブランド価値向上セミナー」の開催や「品質管理マニュアル」の導入など、官民が連携した取り組みを進めているところであります。

また地域の活性化のためには、地元で食べていただく機会の充実が大切でありまして「京都産水産物が食べられる店」を現在、52店舗選定するとともに観光客の方向けにPR活動も実施しております。


さらに、海の京都の取組により、観光業者から四季を通じた多様な「京都産食材」を求められていることから、海の民学舎で新規参入者を育成するとともに、ブリ、サーモン、マダイなどの魚類養殖にもいっそう取り組むこととしておりまして、今後とも観光との連携を強め、養殖業を定置網、底びき網に続く漁業振興の柱として育ててまいりたいと考えております。

(質問要旨)

(2)観光リピート率の向上には食が重要であり、また、観光の魅力は非日常性の体験であるが、伊根町では、観光客も漁港で魚を購入できる浜売りの風習があり、安価に購入した魚を捌いて朝食にし、干物づくり体験等も楽しむことができる観光商品となっている。漁業と観光の連携には、漁業者や地域の協力が必要と考えるが、課題と取組はどうか。

(商工労働観光部長 答弁)

漁業の推進と観光の連携についてでありますが、海の京都エリアへの旅は、以前は海水浴が中心でありましたけれども、近年は蟹を求めて訪れる旅行者も増え、旅の関心が夏から冬へ移ってきているところでございます。

 一方、観光客に人気の蟹は、消費単価は高いものの、流通が冬場に限定されておりまして、年間を通じて訪れていただく観光地づくりのためには、四季折々の魅力的な海産物を提供していく必要があるものと考えております。

 こうしたことを踏まえまして、一つ目には、春の丹後とり貝や、夏のイワガキ、秋の丹後ぐじなどの京都産食材のブランド力強化、二つ目には、「漁師めし」など、地元ならではの海の幸を使い、年中提供できるメニューの開発、また、三つ目にはかき小屋、地びき網など、漁村の暮らしを体験できるコンテンツの充実など、幅広い観光プロモーションを行うことによりまして、漁業者と観光客を繋ぎ、観光客の増加が地域の漁業振興にも資するよう、好循環を生み出していきたいと考えております。

そこで、京都府では、「食」のブランド力強化やガストロノミーツーリズムの推進、農林水産物の品質向上のための予算を本議会でお願いしているところであり、今後、DMO等とも連携し、これらの取組みにより、海の京都の海産物、また、背景にある気候・風土、文化・歴史等も含めて地域内外に発信し、漁業振興と地域活性化に繋がるよう努めてまいりたいと考えております。

(質問要旨)

3 ダブルケアの取組について



(1)今回の補正予算案で、ダブルケア相談窓口の設置支援として、市町村の地域包括支援センターや子育て世代包括支援センターの職員等を対象にした研修を実施予定であるが、ダブルケアを超えて、配偶者や子どもの病気が加わるトリプルケア問題も指摘される中、各部局の垣根を越えた連携や、医師、看護師等の医療分野も交えた多職種連携の推進、府内市町村でのワンストップ体制による相談支援を強化されたい。                 (要 望)

(2)介護と育児が重なり、仕事を辞めると経済的負担に加え、生活不安による精神的ストレスもかかるが、ダブルケアによる離職防止対策として、今回、企業への出張セミナーや相談を実施予定である。離職してからの再就職の難しさも併せて企業の理解と協力が重要となる中、離職を防ぐ環境づくりにどのように取り組むのか。また、府民実態調査結果を踏まえたダブルケア支援の課題と今後の展望はどうか。

(府民生活部長 答弁)

介護と子育てが重なります、いわゆるダブルケアの取組についてでありますけれども、議員御指摘のとおり、晩婚化・晩産化が進む中、今後さらにダブルケアの増加が見込まれ、特に、離職・転職に追い込まれることにより経済的のみならず精神的な負担が大きいため、仕事との両立の観点からの対策が必要と認識しております。

 これまで、「京都モデル」ワーク・ライフ・バランス推進企業の認証に向けた取組を支援する中で、育児・介護に関する制度の導入を始めとする両立支援に取り組んでまいりました。

 平成28年度に実施した仕事とダブルケアの両立に関する府民実態調査では、「両立支援制度をよく知らない」との不安や「上司・同僚の理解」などを求める声があることや、企業には制度があっても十分に活用されていない状況も判明したところでございます。

 このため、社会保険労務士等からなるチームが企業を訪問し、セミナーや相談を通じて、従業員が感じる「どこに相談すれば良いかさえ分からない」といった、潜在しているダブルケアの実態を把握し、経営者及び社員の意識改革や理解促進、両立支援制度の周知を行うこととしており、そのための予算を、今議会にお願いしているところであります。
 また、ダブルケアを上手く乗り切るために、市町村における地域包括支援センターや子育て世代包括支援センターでの相談窓口・支援体制の強化に向けた研修や、ダブルケア当事者が交流・情報収集できる場の運営支援として、ピアサポーターの養成・派遣を行う予算も今回併せてお願いしているところであります。

 企業にとっても、人材確保が困難な中、就労継続は経営戦略上も重要なことから、企業訪問を行う中で見えてくる個々の職場に係るダブルケアと仕事の両立の実態を把握し、企業におけるワーク・ライフ・バランスの実現を通じた働きやすい職場環境づくりを、今後とも推進してまいりたいと考えております。




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2018年05月28日

アートでまちづくり!〜糸井文庫 浮世絵コレクションを鑑賞。

「海辺の京都 浮世絵コレクションvol.1」
平成30年4月28日(土)〜6月3日(日) 午前9時〜午後5時 
会場  赤れんがパーク 赤れんが3号棟(智恵蔵)1階 企画展示室
無料

舞鶴市指定文化財「糸井文庫」の浮世絵18点を鑑賞しました。 

*糸井文庫は、与謝野町(旧岩滝町)出身の実業家、
糸井仙之助(1874〜1949)が長年にわたり蒐集した丹後地方に関わる
書籍、古文書等約2,200点におよぶコレクションです(舞鶴市 広報より)。

 
丹後の伝説(浦島太郎、山椒大夫、酒呑童子、静御前等)を彩る浮世絵
で、一番印象に残ったのは、浦島太郎が玉手箱を開けている絵です。

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絵師:歌川国芳
版元:未詳
年代:嘉永2年(1849)
 
 玉手箱から飛び出している煙の面が、全て歌舞伎役者の似顔絵に
なっています。非常にユニークです。後から調べてみると、「画題の
「辻浦」とは吉兆の占いを商いとする辻占売のことを指しており、浦島
と辻占の「うら」をかけている」とのことです。

 文化・芸術こそ、地方都市には必要で、本物に触れる機会が都市部と
比べて少ないからこそ、地元にある文化財は市民の共有財産として大切
に守り、機会あるごとに鑑賞し親しむために、このような企画は素晴らしい
です。

 ただ、残念なのは、一つ一つの絵に、注釈がほしいところです。
作者がどのような想いで描いたのか、伝説についての説明など
が学べる構成になっていたら良いのに、と感じました。

 昨年に、福知山公立大学(京都府福知山市)開学記念連続講演会
の一環として劇作家の平田オリザさんが「観光とアートの親和性」と
題して講演をされました。

 「観光」と「アート」によるまちづくり。
 現在、少子高齢化、人口減少が大きな課題と
なっており、各市町では移住・定住促進の様々な取り組みが進めら
れています(舞鶴市では平成30年度、移住・定住促進課を新設)。

  「芸術で世界に発信」というとやや小難しく感じられるかも知れ
ませんが、私たちが海外や国内を旅行する時に何を見に行くか、見たいか?
 それは、その地域の伝統や歴史、芸術、文化を知りたい、触れたいと
いうのではないでしょうか。

 地域に住んでいると、当たり前にあるものもを再発見し誇りに感じること。
大切にしていくこと。そのような地域の想いが余所から来られた方に
魅力的に映るのではないかと感じています。これからも地元の宝物の
発見、そして、先進地の取り組みや工夫を研究し、さらに魅力ある京都府
づくり、舞鶴、京都北部のあり方について日々思考していきたいと思います。

 それからは、やはり行動あるのみですね!

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 日本遺産登録の認定証(「鎮守府 横須賀・呉・佐世保・舞鶴
 〜日本近代化の躍動を体感できるまち〜 」


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お土産品の手ぬぐいを購入(はっぴ型 田辺城)
2020年のNHk大河ドラマ:明智光秀公が主役の『麒麟(きりん)がくる』
に決定!舞鶴の田辺城ゆかりの、細川幽斎公は、茶道、歌道、料理、
蹴鞠、囲碁、能楽など当代一流の文化人でした。
 文化に焦点をあてて、いかに当地に素晴らしい人物がおられたか、
ひも解いていくのも、まちづくりと融和すると思います。

 
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2018年05月23日

無人航空機(ドローン、ラジコン)の活用でいのちを守る、地域活性化策の研究

 5月12日(土)に、由良川水系総合水防演習(福知山市猪崎地先)
が災害の未然防止と水防意識の高揚を図る等のために実施され
出席いたしました。

 その際に、展示されていた「ドローン」(三次元測量・三次元計測
を行うDJI製 *今や中国の企業が世界シェアNo1になっています。)

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 ドローンは、火災、震災等の災害時における安否確認・状況
確認、警察の上空からの操作、農業への活用(農薬散布、鳥獣被害対
策)や空撮映像による観光のPR等、多岐にわたる活用が行われてい
ます。

 いのちを守る、農林水産業の振興、観光による地域経済の
活性化等に資するとしてドローんに関心を持ってきた折、舞鶴市内での
活用の研究とドローンの安全な飛行のための練習(平成27年 航空法
の一部を改正する法律にて無人航空機の飛行に関する基本的なルール
が定められる)、機能や性能の理解のための5/22に勉強会に参加させて
いただきました。

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 まずは、研究を重ねて
舞鶴の名所(与保呂川沿いの千本桜、京都舞鶴港に寄港するクルーズ船
の入港の姿等舞鶴らしさ、素晴らしさをPR)
を上空から撮影して、コンテスト等実施できたら、そして子供たちにも見る
機会、知る機会を提供できたら等と意見交換は大変盛り上がりました。


 これからも調査・研究をしていきたく思います。



 


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2018年05月22日

ものづくりの研究開発拠点が北部に!−−−−北部産業創造センター開所式にて

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北部産業創造センターの開所記念式が綾部で行われ、出席してまい
りました。京都府、綾部市、京都工芸繊維大学、グンゼ株式会社の4社
で整備が進められ、府北部地域における多様な人材の交流や産学公連携
を通じて、新たな産業創造の拠点として期待されます。

 京都府としてもオープンイノベーションの拠点づくりに取り組んでおり、
京都北部では丹後地区に次いで中丹地域の同センターの開所は、
今後の北部のものづくり企業の発展に大きな役割を果たすこととなります。

 今後は、一社体制ではなく、様々な企業との共同研究や、産学公連携等
によるネットワークづくりが益々、重要となり、グローバルな競争が激化す
る中、新たな基幹産業の創出、イノベーションこそが我が国、そして地域
の発展の要となっていくと思われます。

 式典の後、内覧会として
センター内の機能について説明を受けました。
試験・分析・測定・加工用の機器、約100機種が利用可能となっており、
さらに機器の取り扱いやデータ解析等のサポートも行われます。

 中小企業の皆さまの技術改善、研究開発のため、広く、多く活用される
よう、徹底した周知の必要性も感じました。

 また、これまで熟練工と言われる職人の方が、腕を磨き、つくりあげて
きた部品・製品から、例えば、機器を使ってシャープペンシルの芯の断面
をイオンレーザーを使ってカットし、なめらかにすることもできるように
なっています。

 個人的には、機械を使いこなすこととあわせて、熟練工の腕・技術
の伝承も同じくして存続・継承していってほしいと、感じた次第です。

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3Dプリンター:まゆまろの形です。機器は、時間単位での有料貸し出しとなっています。

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