2018年05月28日

アートでまちづくり!〜糸井文庫 浮世絵コレクションを鑑賞。

「海辺の京都 浮世絵コレクションvol.1」
平成30年4月28日(土)〜6月3日(日) 午前9時〜午後5時 
会場  赤れんがパーク 赤れんが3号棟(智恵蔵)1階 企画展示室
無料

舞鶴市指定文化財「糸井文庫」の浮世絵18点を鑑賞しました。 

*糸井文庫は、与謝野町(旧岩滝町)出身の実業家、
糸井仙之助(1874〜1949)が長年にわたり蒐集した丹後地方に関わる
書籍、古文書等約2,200点におよぶコレクションです(舞鶴市 広報より)。

 
丹後の伝説(浦島太郎、山椒大夫、酒呑童子、静御前等)を彩る浮世絵
で、一番印象に残ったのは、浦島太郎が玉手箱を開けている絵です。

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絵師:歌川国芳
版元:未詳
年代:嘉永2年(1849)
 
 玉手箱から飛び出している煙の面が、全て歌舞伎役者の似顔絵に
なっています。非常にユニークです。後から調べてみると、「画題の
「辻浦」とは吉兆の占いを商いとする辻占売のことを指しており、浦島
と辻占の「うら」をかけている」とのことです。

 文化・芸術こそ、地方都市には必要で、本物に触れる機会が都市部と
比べて少ないからこそ、地元にある文化財は市民の共有財産として大切
に守り、機会あるごとに鑑賞し親しむために、このような企画は素晴らしい
です。

 ただ、残念なのは、一つ一つの絵に、注釈がほしいところです。
作者がどのような想いで描いたのか、伝説についての説明など
が学べる構成になっていたら良いのに、と感じました。

 昨年に、福知山公立大学(京都府福知山市)開学記念連続講演会
の一環として劇作家の平田オリザさんが「観光とアートの親和性」と
題して講演をされました。

 「観光」と「アート」によるまちづくり。
 現在、少子高齢化、人口減少が大きな課題と
なっており、各市町では移住・定住促進の様々な取り組みが進めら
れています(舞鶴市では平成30年度、移住・定住促進課を新設)。

  「芸術で世界に発信」というとやや小難しく感じられるかも知れ
ませんが、私たちが海外や国内を旅行する時に何を見に行くか、見たいか?
 それは、その地域の伝統や歴史、芸術、文化を知りたい、触れたいと
いうのではないでしょうか。

 地域に住んでいると、当たり前にあるものもを再発見し誇りに感じること。
大切にしていくこと。そのような地域の想いが余所から来られた方に
魅力的に映るのではないかと感じています。これからも地元の宝物の
発見、そして、先進地の取り組みや工夫を研究し、さらに魅力ある京都府
づくり、舞鶴、京都北部のあり方について日々思考していきたいと思います。

 それからは、やはり行動あるのみですね!

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 日本遺産登録の認定証(「鎮守府 横須賀・呉・佐世保・舞鶴
 〜日本近代化の躍動を体感できるまち〜 」


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お土産品の手ぬぐいを購入(はっぴ型 田辺城)
2020年のNHk大河ドラマ:明智光秀公が主役の『麒麟(きりん)がくる』
に決定!舞鶴の田辺城ゆかりの、細川幽斎公は、茶道、歌道、料理、
蹴鞠、囲碁、能楽など当代一流の文化人でした。
 文化に焦点をあてて、いかに当地に素晴らしい人物がおられたか、
ひも解いていくのも、まちづくりと融和すると思います。

 
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2018年05月23日

無人航空機(ドローン、ラジコン)の活用でいのちを守る、地域活性化策の研究

 5月12日(土)に、由良川水系総合水防演習(福知山市猪崎地先)
が災害の未然防止と水防意識の高揚を図る等のために実施され
出席いたしました。

 その際に、展示されていた「ドローン」(三次元測量・三次元計測
を行うDJI製 *今や中国の企業が世界シェアNo1になっています。)

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 ドローンは、火災、震災等の災害時における安否確認・状況
確認、警察の上空からの操作、農業への活用(農薬散布、鳥獣被害対
策)や空撮映像による観光のPR等、多岐にわたる活用が行われてい
ます。

 いのちを守る、農林水産業の振興、観光による地域経済の
活性化等に資するとしてドローんに関心を持ってきた折、舞鶴市内での
活用の研究とドローンの安全な飛行のための練習(平成27年 航空法
の一部を改正する法律にて無人航空機の飛行に関する基本的なルール
が定められる)、機能や性能の理解のための5/22に勉強会に参加させて
いただきました。

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 まずは、研究を重ねて
舞鶴の名所(与保呂川沿いの千本桜、京都舞鶴港に寄港するクルーズ船
の入港の姿等舞鶴らしさ、素晴らしさをPR)
を上空から撮影して、コンテスト等実施できたら、そして子供たちにも見る
機会、知る機会を提供できたら等と意見交換は大変盛り上がりました。


 これからも調査・研究をしていきたく思います。



 


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2018年05月22日

ものづくりの研究開発拠点が北部に!−−−−北部産業創造センター開所式にて

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北部産業創造センターの開所記念式が綾部で行われ、出席してまい
りました。京都府、綾部市、京都工芸繊維大学、グンゼ株式会社の4社
で整備が進められ、府北部地域における多様な人材の交流や産学公連携
を通じて、新たな産業創造の拠点として期待されます。

 京都府としてもオープンイノベーションの拠点づくりに取り組んでおり、
京都北部では丹後地区に次いで中丹地域の同センターの開所は、
今後の北部のものづくり企業の発展に大きな役割を果たすこととなります。

 今後は、一社体制ではなく、様々な企業との共同研究や、産学公連携等
によるネットワークづくりが益々、重要となり、グローバルな競争が激化す
る中、新たな基幹産業の創出、イノベーションこそが我が国、そして地域
の発展の要となっていくと思われます。

 式典の後、内覧会として
センター内の機能について説明を受けました。
試験・分析・測定・加工用の機器、約100機種が利用可能となっており、
さらに機器の取り扱いやデータ解析等のサポートも行われます。

 中小企業の皆さまの技術改善、研究開発のため、広く、多く活用される
よう、徹底した周知の必要性も感じました。

 また、これまで熟練工と言われる職人の方が、腕を磨き、つくりあげて
きた部品・製品から、例えば、機器を使ってシャープペンシルの芯の断面
をイオンレーザーを使ってカットし、なめらかにすることもできるように
なっています。

 個人的には、機械を使いこなすこととあわせて、熟練工の腕・技術
の伝承も同じくして存続・継承していってほしいと、感じた次第です。

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3Dプリンター:まゆまろの形です。機器は、時間単位での有料貸し出しとなっています。

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2018年03月31日

おはら舞ニュースレター My wave no.8 -三年間の歩みー

  府議会報告を発行いたしました。
 平成27年4月の京都府議会議員選挙において京都府北中部で初めての女性府議会議員として
当選させていただいてから、3年の月日が経ち、この3年間の活動の報告としてまとめました。
 ご覧いただけると幸いです。

 ※下記をクリックしてください。



0314oharamai_no08_A.pdf

0314oharamai_no08_B.pdf
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2018年02月05日

2月定例会が開会いたしました。

 2月5日に京都府議会 2月定例会が開会いたしました。
 一般会計8519億7200万万円と11特別会計、4公営企業会計を合わせた
総額1兆4268億2800万円の2018年度当初予算案が上程され審議がはじまります。
 京都府知事選を控えた骨格予算となり、山田知事が掲げてこられた
「共生社会」の実現の想いが反映された予算となっており、少子高齢化
対応、障害者支援、雇用対策等に重点がおかれています。

 昨年の10月の決算特別委員会の総括質疑で、深刻になっている
中小企業の人手不足対策について質問をさせていただきましたが、
「北部地域では、特に観光、建築・土木技術者等におきまして、
有効求人倍率が3〜12倍前後という非常に高い数値となっており
まして、人材不足が深刻化しております」という答弁がありました。

 有効求人倍率とは、求人数の方が仕事を探している人よりも多い状態
です(有効求人数/有効求職者数)。
この数値が1より大きいか小さいかではから
れますので、3〜12前後というのは相当な「人手不足」になります。

 舞鶴・北部では特に「若者が戻ってこられて、働ける場をつく
ってほしい」というお声をいただきます。数字によれば、売り手
市場で仕事が地方にもある状態なのですが、マッチングや待遇等
の問題も一方であり、

 ・中小企業における観光、建築・土木技術者等や介護・医療・
保育士といった分野の人材確保が課題になっている。
 
 そして、「企業誘致」をすすめるにいたっても、『「企業誘致は
順調に推移してきたのですが、多くの場合ネックとなるのが人の確保
でありまして、新たに立地しようとする企業から「まとまった数の人材
が採れない」とか「企業説明会をしても参加者が少ない」
といった声も出ているところであります。」(知事答弁より)』
という状況になっています。

 今回の新年度予算案にも、
「人手不足対策」が重点化され、例えば

 ・女性向け就職支援や人材育成研修の実施(3,000万円)
 ・中北部で勤務する医師や看護師らを確保するため、研修費
   などの支援制度を創設(3,300万円)
 ・府外在住者向けの就業体験や移住体験プログラムの実施
  (8,500万円)等

 が挙げられています。

 また、これまでも京都府では、全国初となる、公労使連携による
京都ジョブパークの共同運営をはじめ就労支援の取り組みを進めてい
ます(北部には平成26年に北京都ジョブパーク(福知山市)設置)。
今後とも北部の大きな課題になっている諸課題に現場のお声をうかがい
ながら提言をしていきます。

24296731_1096768993787371_1251502780130623246_n.jpg(写真は12月定例会の時のです。。)


 

 



 
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2017年12月24日

おはら舞ニュースレター My Wave no.6 です。最新の活動報告をご覧ください。

 12月23日に新聞折込(舞鶴市内、舞鶴市民新聞には12/22)いたしました。

1215oharamai_no06_A.pdf

1215oharamai_no06_B.pdf

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2017年12月20日

12月定例会が閉会しました。

 12月定例会が12月19日に閉会し、議案等の採決が行われました。
知事提出議案のすべてが原案可決され、3件の意見書(障がい者スポーツ振興への更なる支援と環境整備を求める意見書、道路の整備促進に必要な財源の確保に関する意見書、森林環境税(仮称)の創設を求める意見書)が可決されました。

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 12月17日に、雪が積もる中、舞鶴市倉谷(白鳥通り沿い)に京都府中丹東保健所の新庁舎の開所式が開かれ、地元議員として出席し、玄関前で看板の除幕式を行いました。
 旧保健所の老朽化に伴い、2階建てのレンガ調の外観で、保健衛生などの業務に加え、自然災害や原子力災害、感染症発生時の活動拠点としての機能も担うことになります。

 1階は、検査室や診察室、エックス線撮影室など
 2階は、原子力災害時の緊急放射線測定や、感染症発生時の帰国者や接触者の相談などに活用する講堂、汚染物資などに接触した職員らが屋外から直接入れるシャワー室等
 が設けられています。

 今後、これらの充実した設備が、府民の皆様の安心につながり、
開かれた施設となるよう提言していきたいと思います。

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2017年12月02日

12月定例会が開会いたしました。

 
 12月2日から12月定例会が開会いたしました。

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 今定例会では、18号、21号台風被害が調査を進めるにつれ
深刻さを増している現状を鑑み、台風被害に係る追加予算(河川、
道路、茶園の災害復旧、そして京都府の基幹漁業である大型定置網
が広範囲に大規模被災したことを受けて、定置網の復旧に対する支援、
近年の内水氾濫被害の増大を踏まえ、内水を排水するためのポンプ2台
を追加配備する等)を計上し、災害対応力の強化を図ることとしています。

 この他、都道府県が国保運営について中心的な役割を担うことに伴う条例
の制定等、全22件の議案について審議が行われます。

 今年最後の定例会としてこの一年の締めくくりとなるよう
地域のお声を受けて、全力で臨んでまいります。

 
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2017年11月22日

12月定例会と台風被害対策について

 次回、京都府議会12月定例会は1日から19日の間開かれます。昨日の山田知事の定例会見で、9月10月の台風18号、21号被害に対する道路や河川の復旧等、18億円規模の予算を追加する12月の補正予算案の概要が発表されました。

 農業、漁業の被害も多く、復旧に向けて従事者の皆様がご奮闘されている中、舞鶴の田井漁港等で被害の多かった定置網の復旧に向けた補助金の支給は今回が初めてになるということです。京都北部にとって、第一次産業をとりまく環境は、担い手不足も合わせて大変厳しく、さらに、相次ぐ災害で被害を受けられており、従事者にとって、パイプハウスや漁船、定置網の破損は生活に直結します。

 また、今回の台風被害も内水氾濫が多かったことを受けて中丹・山城地域に排水ポンプ車を2台配備するための経費も計上されます(京都府が、今年の台風災害復旧関連で組んだ補正予算はこれで100億円規模にのぼる)。

 引き続き、現場の声が反映されるよう、また今回の被害からの検証、減災に向けて引き続き、取り組んでまいります。

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大浦要望.jpg 大浦振興協議会の皆様方の例年の山田知事への地区要望にて、台風21号の被害状況(定置網の大規模破損、漁船の転覆等)を述べられました。12月補正に間に合うかたちで、反映されました。

IMG_2273 台風被害視察@丹和米油さん前.JPG台風21号被害調査 山田知事に同行し、高野川流域の被害状況を確認。

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21687649_2040511216169087_4912891446363478083_n[1].jpg 台風18号被害 小規模河川の氾濫による床上浸水。生活再建、河川、道路の復旧等について会派要望を知事に届けました。



 

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2017年10月22日

決算特別委員会にて総括質疑をいたしました(10/24)

*質問は要約を掲載しています。なお、全文の議事録やインターネット中継は、
京都府議会ホームページhttp://www.pref.kyoto.jp/gikai/
からご覧ください。

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【質問】1 京都舞鶴港振興について

 取扱貨物量が増加し、舞鶴国際ふ頭のコンテナ置き場が不足する中、既存航路の拡充や新規航路開拓のためには、更なる貨物確保と受入のためのインフラ整備の両方が必要である。早期の舞鶴国際ふ頭第2期整備に向け、国への要望と具体的な整備計画・設計が必要であり、また、土地の制約がある現状では、コンテナをより多く置ける効率的な荷役機械の導入が必要と考えるが、京都舞鶴港振興に関し、次の諸点について、知事の所見を伺いたい。

(1)港湾管理者として、港湾計画に定めた国際物流ターミナル機能の充実強化について、どのようなビジョンを描いているのか。

(2)舞鶴国際ふ頭第2期整備の取組状況はどうか。また、完成までの間、コンテナ置き場が不足している現状に対し、どのように対応し貨物を受け入れるのか。


【知事答弁】

京都舞鶴港振興についてでありますけれども、平成22年に舞鶴国際ふ頭が完成いたしまして、平成23年には「日本海側拠点港」に選定され、そして、私どもは、クレーン増設や岸壁延伸など、国際的な機能の強化に取り組んでまいりました。

 こうした中で、コンテナ物流の効率化・高度化を図る観点から平成25年に港湾計画を改訂し、平成30年代半ばにコンテナ取扱量32,000TEUを目標に掲げ、10,000トン級コンテナ船2隻と55,000トン級大型ばら積み貨物船が、3隻同時荷役できるように、強化を位置付けたところであります。

まず、この10月にふ頭の延伸が完成しまして、コンテナ船とばら積み貨物船2隻の同時荷役が可能となったところでありまして、引き続き、多目的クレーン設置やコンテナ積替施設の新築等を着実に進めているところであります。

 そして、更なるコンテナ貨物の獲得を目指し、ふ頭の次期整備につきましては、現在、国で進められております臨港道路のかみあぐ上安久線の建設発生残土の活用等も検討しているところでありまして、その中で、事業が着実に進められるよう、今、関係機関と協議していきたいと考えております。

 ただ、それまでに時間がかかりますので、それまでの対応といたしましては、新たに開催する京都舞鶴港広域利用推進会議におきまして、今後の貨物の増加、5月に発表されたカルビー綾部工場の増床等も念頭に入れまして、こうしたものにしっかり対応できるように、効率的な荷役機械の導入やIoTを活用した効率の向上等に取り組み、しっかりと対応していきたいと思っているところであります。 


【質問】2 府北部地域における中小企業の人手不足について

若者の地元定着やUIJターンには、教育分野での関わりや地元企業の魅力発信など総合的な取組が必要である。また、休日や残業時間重視の若者が増加する中、今後の若者雇用対策は地方でのスローライフの実現という地方版働き方改革の推進など、若者の意識や価値観の変化を加味する必要がある。府北部地域では、平成26年に北京都ジョブパークを開設し、幅広い人材対策に取り組むとともに、広域振興局単位で地域の連携と情報共有等を進めているが、北京都ジョブパークとして、どのように公労使が一体となり、オール北部で中小企業の人材確保支援を強化するのか、今後の取組について、知事の所見を伺いたい。

【知事答弁】
次に、中小企業の人手不足についてでありますけれども、北部地域では、特に観光、建築・土木技術者等におきまして、有効求人倍率が3〜12倍前後という非常に高い数値となっておりまして、人材不足が深刻化しております。


企業誘致は順調に推移してきたのですが、多くの場合ネックとなるのが人の確保でありまして、新たに立地しようとする企業から「まとまった数の人材が採れない」とか「企業説明会をしても参加者が少ない」といった声も出ているところであります。


 このため、北京都ジョブパークを平成26年に設置し、ハローワークと北部7市町村と連携した合同企業説明会や個別企業説明会の開催など、マッチング機会の提供と、UIJターン希望者に対する就職相談の実施などに取り組み、過去5年間で6,437人の就職内定に繋がっているところであります。


 しかしながら一方で、雇用環境の改善や若者の都市部への流出等に伴う若年求職者の減少によりまして、まだ十分な状況には至っておりません。
 また、企業の人材確保が他地域との人材の争奪戦となっている現状におきましては、従業員の処遇向上や住環境も含めた地域全体の魅力を向上させていくことが必要だと私も考えております。


 このため、京都府では、就労環境改善サポートセンターを立ち上げて企業を支援していく。そして、企業求人情報のみならず、空き家や地域生活、働く人にスポットを当てた情報を発信していく。
 また、移住促進特別区域を指定して、空家改修や賃貸住宅等の整備に対する補助制度を創設しましたし、都市部の若者等に、働きながら地域の魅力を体感いただく「きょうとふるさとワーキングホリデー事業」を実施する、ということもやっております。
 このほか、丹後王国では「食と文化・観光交流拠点整備事業」での人材育成事業などにも取り組んでいるところであります。


 こうした中で、京都労働経済活力会議でも人づくり・人材確保の取組の強化について、また中丹・丹後地域労働経済活力会議におきましても、北部人材の確保に向けた関係機関との連携方策が議論されているところでありまして、やはり、都市に近く、しかし豊かな自然と本当にすばらしい文化を持っているこの地域の魅力というものをしっかりとアピールできるように、取組を進めていきたいと考えているところであります。

3 鳥獣被害対策について

 舞鶴市加佐地区の新規就農者による「若い衆でやろかい」は、耕作放棄地を借り上げ、新たに開拓するとともに、新規就農者の育成支援にも取り組むなど、全国に発信できる農村振興のモデルケースだが、この営農意欲を減退させるのが鳥獣被害である。本府では、野生鳥獣の担当部署を森林保全課から、より農業者や農村に密接に関わる農村振興課に変更したが、その意図はどうか。また、鳥獣被害対策の今後の取組について、知事の所見を伺いたい。

【知事答弁】
次に鳥獣被害対策であります。
 まず、鳥獣対策獣害対策の所管替えの意図でありますけれども、被害額全体はこれは減少しております。
 農業生産額に対する被害額の割合をみますと、だいたい平成20年ぐらいは生産額の1.4%ぐらいだったんですね、そのくらい被害があったと。
 それが今は平成27年に0.7%まで減っておりますから、確かに割合的には減っていると言えると思います。

 しかし、その実感があまり無いのが現状ではないかと思っておりますけれども、その原因としましては、単に田畑を荒らされるだけでは無くて、住宅や学校近くにイノシシやクマが出没したり、サルが家の中に侵入したりするなど、被害の内容が非常に生活全般に及びつつあるのじゃ無いかと言うことが挙げられるというふうに思っております。

 そうした点から申しますと、今までの山の側から見た視点では無くて、安心して平穏で暮らせる。そしてそこに被害を減少をさらに強化できるという集落側の視点というもので、これから鳥獣被害をやっていかなければならないのではないか、という観点から、今回、農村振興課へ移管したところでございます。
 
 これに合わせまして広域振興局におきましても、農林商工部の企画調整室に担当を置いて、これを核に、営農指導を行う普及センターや農林水産技術センター、市町村などが一体的に対策に取り組む野生鳥獣対策チームを結成したところであります。

 そして、対策チームが直接集落から被害状況を聞き取って、診断カルテを作成し、侵入箇所の特定や捕獲についての具体的な対策を提示して、地域ぐるみで集落全体を守っていくという形の取組を推進していく。
 
 その中でクマの捕殺上限数の引き上げですとか、サルの捕獲強化など人身被害と生活被害も防いでいきたいというふうに考えているところであります。
 
 そしてその上で、集落に出没するシカの行動をセンサーで監視するICT技術の導入とかですね、大学生やボランティア等を募集した地元指導を受けながらの防止柵の補修、さらに若い捕獲の担い手を確保するために、高校や大学でも講義を開催して、狩猟免許取得を支援するなどの取組も重要になって参りますし、さらに集落全体としてやっていくためには農林水産物プラスαの魅力を、今度は逆にジビエとかですね、そうしたものまで拡大をしていって、今までの被害を逆に魅力に変えていくような手段もとりながらですね、野生鳥獣被害対策に努めていきたいと考えているところであります。



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