2017年09月22日

9月定例会にて一般質問いたしました。(9/22)

*質問は要約を掲載しています。なお、全文の議事録やインターネット中継は、
京都府議会ホームページhttp://www.pref.kyoto.jp/gikai/
からご覧ください。

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【質問】 1 京都舞鶴港振興について

京都舞鶴港は、2011年に国際海上コンテナ、国際フェリー・RORO船、外航クルーズの3つの機能で日本海側拠点港に選定されて以降、右肩上がりの実績を挙げ、本年7月には、全国147の港湾都市で構成される港湾都市協議会総会が舞鶴で初開催されるなど、環日本海時代の国際貿易港として重要性が高まっているが、京都舞鶴港振興に関し、次の諸点について、知事の所見を伺いたい。

(1)クルーズ客船に乗船し、金沢港や博多港等の視察、釜山でのセミナーに参加したが、乗船客の満足度を左右するのは、おもてなしの気持ちであり、舞鶴は十分誇れると感じた。寄港による経済効果、観光消費額を上げるためには、関西圏からの乗船客が乗船前から周遊、買い物など全ての魅力を味わえる企画や、府北部地域へのリピーター確保に向けたツアー会社に選ばれる体験型ツアーの提案が必要と考える。昨今の北朝鮮によるミサイル発射の影響が懸念されるが、日本海側周遊の魅力を広く伝えるには、京都舞鶴港クルーズの定着や更なる増加が必要であり、広報や効果的な取組についての決意はどうか。

(3)昨年の取扱貨物量は、過去最高の11,493TEUを記録したが、国際海上コ  ンテナに関し、次の諸点について、所見を伺いたい。  

  @ 港を利用する企業からは、リードタイム、コスト、輸送品質において、仕向地・仕出地が舞鶴周辺である場合は、京都舞鶴港は大阪港に引けを取らない港湾施設の機能確保が評価されている。今回の知事の釜山訪問により釜山と舞鶴との繋がりが強化されたが、釜山港との関係強化に関し、今後の取組をどのように考えているのか。

  A 舞鶴若狭道・舞鶴西インターから国際ふ頭を直結するアクセス改善のため、西舞鶴道路及び臨港道路上安久線の早期供用開始に向け、国へ要望しているが工事完了年度は決まっていない。競争力の向上のため、一層の働き掛けが必要と考えるが、西舞鶴道路の供用開始目標年度をいつまでと考え要望しているのか。また、西舞鶴道路は道路局、臨港道路上安久線は港湾局と異なる事業主体であり、連携を図りスムーズで効果的な同時供用が実現できるのか危惧されるが、どのように考えているのか。

  B 取扱貨物量の目標である15,000TEU達成に向け順調に進んでいる一方で、ヤードが手狭になりコンテナ置き場が不足してきている。舞鶴国際ふ頭の機能強化が進む中、更なる早期整備に向け対応いただきたい。 (要 望)

【答弁】
 京都舞鶴港クルーズの定着・増加策についてありますけれども、私自身も一緒に日本海周遊クルーズに乗船をさていただきました。私も実は、初めての経験だったんですけれども、今回乗せていただいたクルーズは、価格設定をファミリー向けにしているもので、クルーズでも高級向けとファミリー向けとあるのですけれども、ファミリー向けの方でした。乗った感想としましては、ご指摘のように本当にお得な値段設定で、ファミリーから高齢者まで幅広い層が楽しめると改めて感じました。高いイメージがありましたが、高齢化時代に移動や宿泊、また食事の煩わしさもなく、非常にゆっくりとのんびりと、そしてお話にありましたように、お子さんやお孫さんが無料になりますので、これからの時代に合っているな、という感じがいたしました。そういった点では、新しい観光のツールとして非常に積極的に推すことのできるものではないか、という感じがいたしました。ただ、このクルーズ旅行の良さ、私自身が初めてというくらいですから、まだ、ほとんど知れ渡っていないのではないかと思います。日本海周遊クルーズも、今年初めて本格的に行われたということでありますので、新たな旅行スタイルとして伸びる可能性があると考えております。

 そして、寄港地のおもてなしにつきましても、各府県がまだ始まったばかりで、付け焼刃感はあるのですが、その中で京都舞鶴港は、出迎えや見送りの際のパフォーマンス披露など、本当に力を入れていただいていることを実感いたしました。

 ただ、まだまだこれからの部分も多く、特に日本海周遊クルーズの魅力を広く伝えていくためには、寄港地がそれぞれ切磋琢磨するとともに相乗効果を発揮するような取組が必要だ、ということで、石川県においては、知事と会談をいたしまして、各自治体の連携、クルーズの振興に取り組むことを改めて確認をしたところであります。

 今後の課題といたしましては、お話にありましたように、北部だけでは乗る人は少ないわけでありますので、まず、海の京都DMOや交通機関と連携し、宮津市、伊根町、綾部市、福知山市等、舞鶴だけでなく与謝野町や京丹後市も含めて、北部地域の魅力を広域で周遊体験できる観光プランを開発して、それをクルーズとセット販売していく形が良いのではないか、そして同時に、クルーズの利用者の裾野を広げるため、クルーズの中身を、積極的にメディアも活用してPRをしていく必要があるのではないかなと考えております。

 さらに、京都舞鶴港は、今年アメリカの船やドイツのラグジュアリー船など、3隻のクルーズ船が初寄港したところでありまして、日本海周遊クルーズに加えて、非常に多様なクルーズを楽しめる環境も整いつつあります。カジュアル船からラグジュアリー船まで、積極的に今後も誘致を目指して、海外の見本市・商談会へ参加していきたいと思いますし、そのためにも、海外の有力な船会社を招へいして、京都エリアを視察いただくファムトリップの実施。こういったものを行うため、今議会で予算をお願いしているところであります。
                   
 実は、お話がありましたとおり、このコスタクルーズ社、昨日、減便の発表をいたしました。このことについて、日本支社側としては、5月、6月分ぐらいが振るわなかった点もあるようですけれども、これから伸びていくから、絶対もっとやって欲しい、という主張をしたようでありますけれども、それに対して本社から、北朝鮮のミサイルのような情勢があるので、慎重にいくべきである、という意見も出た、という話を裏話としてお伺いいたしました。それだけに、私どもといたしましても残念な話ですが、向こうも長期的に本数を増やす方針に変わりはないとおっしゃております。短期的な本数の変動に一喜一憂することなく、京都舞鶴港がクルーズ船寄港地としての魅力をさらに高める取組をしっかりやっていくことが大切ではないかと思っております。
 
 次に、釜山港との連携でありますけれども、これは、釜山港コンテナ取扱量は、1,945万TEU、これは我が国全体のコンテナ取扱量に匹敵するものでございまして、そして、実は釜山港と京阪神や中京圏の港の間でも年間50万TEUを超えるコンテナ貨物が輸出されております。それからいたしますと、舞鶴港にとりまして、これから釜山港と関係を強化することは、舞鶴港で取り扱った方が、コストやリードタイムの観点から有利な貨物も大変多くあるだけに、舞鶴港飛躍のために釜山港というのは非常に重要な役割を果たしていただける港なのではないか、と考えております。

 このため、こうした貨物を主に京都府内の荷主企業を中心にこれまでに年間1,000社を訪問して、ポートセールスに努めてきました。この度、クルーズ船が釜山港に入ったことを捕らえて、その日に私、京都舞鶴港セミナーを開催して、韓国のメーカー等の荷主、物流会社、関係団体等約170名に対しましてトップセールスを行ったところであります。

 本セミナー開催に協力いただいた釜山港湾公社におきましても、今年度中に釜山港セミナーを京都で開催をしていただけるということでありまして、釜山との新しい関係ができあがりつつありますので、この関係をしっかりとつくりあげて、日韓のコンテナ航路の開設、利用拡大をしてまいりたいと思います。

 次に、西舞鶴道路と臨港道路のかみあぐ上安久線でありますけれども、これまた大変重要な線で、両道路は、舞鶴若狭道・舞鶴西インターからの舞鶴国際ふ頭へのアクセス機能の強化、そして国道27号の渋滞緩和を図るために国で事業を進めていただいております。私どもといたしましては、京都府土地開発公社も協力して土地買収の円滑化を図るとともに、現在約6割程度、面積ベースで完了しておりますので、これから築造工事等が順次進められていくと思いますので、そういった面につきましてさらに事業同意に向けた地元調整が進められるよう努力をしていきたいと思います。

 そして京都舞鶴港へのアクセス道路として一体的に整備を進める必要があり、国の道路部局と港湾部局、京都府と地元舞鶴市で、そうした面から「国道27号西舞鶴道路・臨港道路かみあぐ上安久線の事業調整会議」を設置いたしました。この中で、これから舞鶴港の港湾計画で平成30年代半ばを目標年次としておりますので、こうした点で両道路の供用開始に向けて国に対しても予算確保等、必要な事業が進むようにお願いをしていきたいと考えているところであります。

【質問】1 京都舞鶴港振興について

  京都舞鶴港は、2011年に国際海上コンテナ、国際フェリー・RORO船、外航クルーズの3つの機能で日本海側拠点港に選定されて以降、右肩上がりの実績を挙げ、本年7月には、全国147の港湾都市で構成される港湾都市協議会総会が舞鶴で初開催されるなど、環日本海時代の国際貿易港として重要性が高まっているが、京都舞鶴港振興に関し、次の諸点について、知事の所見を伺いたい。

(2)2015年にウラジオストク港、東海港、境港港を結ぶクルーズフェリー航路が京都舞鶴港まで延伸され、現在は物流のみだが、酒類の輸入などによりコンテナ貨物の取扱量が増加している。今後、新たな人・物の流れを創出するため、日韓露国際フェリー航路の更なる運用について、どのように考えているのか。また、京都舞鶴港と韓国間の直行経路の実現に向けた今後の具体的な取組はどうか。 
         

【答弁】
 日韓露国際フェリーについてでございます。
 平成27年7月から京都舞鶴港への延伸運航が開始されてから、ロシア向けでは中古自動車、韓国からは酒類等の利用が進んでおり、昨年と比較すると、1寄港当たりの貨物は、コンテナは横ばいとなっておりますが、中古自動車は約2割、バルク貨物は約3割と着実に増加しているところでございます。

 他方、旅客については、現在のフェリー航路が、京都舞鶴港へ金曜日の夜9時に入港し、翌土曜日の朝9時に出港するため、滞在時間が非常に短く、残念ながら観光目的の旅客が乗下船できる状況になっておりません。

 定期航路の日韓露国際フェリーは、物流のみならず旅客を確保することが海外との新たな人流を創出し、京都舞鶴港を核とした北部振興に寄与する重要な手段であると認識しており、新たな旅客の増加を図るためには、滞在時間の延長など、旅客の乗下船を可能にし、利便性を高めるための直行航路の実現が不可欠と考えております。

 現在、船会社と直行航路の開設に向けた協議を行っているところでありますが、直行航路を開設するには、船会社が新たにフェリー船を購入する必要があるとお聞きしているところです。このため、船会社に対して、船の確保に関わる情報の提供を行うとともに、新たに投資を行ってもらうためには投資に見合う収益源となる国際フェリー貨物の更なる獲得が必須となりますので、具体的には、船会社とともに日韓の荷主企業へのポートセールスの強化を図っていき、韓国の地元自治体であるドンヘ東海市や関係団体と連携した、新規貨物に係る情報交換を実施するなど、直行航路の実現に向けてさらに積極的に取り組んでまいりたいと考えております。
  
【質問】
 2 府北部地域連携都市圏における地域交通ネットワーク高度化プロジェクトにつ いて

  圏域全体の活性化には、施設の広域的相互利用など、これまでの京都市内に向けた縦方向だけではなく、北部圏域を1時間以内で縦横に行き来できるインフラ整備が必要と考えるが、府北部地域連携都市圏における地域交通ネットワーク高度化プロジェクトに関し、次の諸点について、所見を伺いたい。
                              (建設交通部長)

(1)少子高齢社会、人口減少社会を迎え、域内の相互補完性を活用するためには、5市2町間の域内交通の利便性向上が不可欠であり、公共交通機関の接続の不便さ、本数の少なさについて、平成27年12月定例会で「検討事項や事業者に対して働き掛ける」と答弁したが、その進捗状況も含め、今後、本府としてどのように事業者や市町村と連携し、地域交通ネットワークを考えるのか。

(2)山陰本線をはじめとする在来線の高速化や複線化に向けた働き掛けについてはどうか。


【答弁】
 北部地域連携都市圏における地域交通ネットワーク高度化プロジェクトについてでございますが、このプロジェクトは、北部地域連携都市圏形成推進協議会が本年7月に策定をいたしましたビジョンにおける、7つの重点プロジェクトの1つでございまして、圏域内の都市機能を結ぶ交通ネットワーク及び圏域と都市部を結ぶネットワークを強化しようとするものでございます。

 一方、京都府、兵庫県と北近畿タンゴ鉄道の沿線7市町におきましては、平成26年12月に地域公共交通網形成計画を策定しておりまして、鉄道やバス事業者とも連携し、都市間や京阪神方面との時間短縮など公共交通網の利便性向上に取り組んでいるところでございます。

 こうした取組の中で、まず、都市間移動の速達性につきましては、京都丹後鉄道の宮津・福知山間の通勤ライナー運行など快速列車の増発、特急列車と域内列車との乗継時間の短縮を実施いたしますとともに、宮津・福知山間の普通列車の登坂性能を高める車両更新を検討しているところでございます。

 また、二次公共交通との乗継ぎについては、京都丹後鉄道の西舞鶴駅発の普通列車を毎時定時刻発とするパターンダイヤ化、鉄道ダイヤに合わせたバスのダイヤ改正による乗継時間の短縮、福知山・舞鶴市内のバス主要路線でのパターンダイヤ化などを実現しているところでございます。
 ICカードの利用エリア拡大につきましては、JR西日本では順次拡大の方針ではありますが、京都丹後鉄道の連携などが必要となるため、京都丹後鉄道線内の検討とともに、JR西日本に対し早期拡大の働きかけを行っているところでございます。

 山陰本線をはじめとする在来線の高速化・複線化につきましては、支援制度の整備を国に求めるとともに、地域の実情に応じまして、高速化・複線化につながる利用促進や活性化策の推進などをJR西日本に求めているところでございます。

 併せまして、今年度から国が行う幹線鉄道ネットワーク調査におきまして、京都府北部の課題である山陰本線等の在来線の高速化手法などの検討も行われるよう、お願いをしているところでございます。

 いずれにいたしましても、北部地域連携都市圏形成推進協議会の本プロジェクトの実現には、幹線鉄道等の取組のみならず、既存バス路線の延伸やデマンド交通の運行といった5市2町のフィーダー路線ネットワーク充実の取組が重要と考えておりまして、京都府といたしましては、これらの取組と連携を図りながら、圏域内や都市間交通の移動の速達化など地域の公共交通網の整備に、引き続き取り組んでまいりたいと考えております。

【質問】
3 海岸漂着物等の円滑な処理の仕組みづくりについて

海岸漂着物が年々増加する一方で、国の交付金が10分の10から10分の7から8へ減額され、市町村が財源捻出しても処理費用が不足する中、本府、市町村、地域でどのようにゴミ処理を進めていくのか、まずはその仕組みづくりから検討する必要があると考えるが、所見を伺いたい。
 

【答弁】
 海岸漂着物対策についてでありますが、議員ご指摘の通り、府といたしましては「海岸漂着物処理推進法」に基づきまして、「京都府海岸漂着物対策推進地域計画」を策定いたし、その推進団体として平成24年に国や地元市町、地域の環境美化団体からなる「京都府海岸漂着物対策推進協議会」を設立したところでございます。
 この間、海岸管理者である府と地元市町が地域の方々のご協力を得ながら、特に海水浴場や景観地を重点区域に設定いたしまして、漂着物の回収・処理に積極的に取り組むとともに、ゴミを漂着させない取り組みとして発生抑制事業にも取り組んできたところでございます。
 また、災害時など、大量にゴミが漂着したような場合には、国の災害等廃棄物処理事業の適用を受け、処理を実施してきたところでございます。
 これまで、毎年約300トン前後の漂着物を回収・処理し着実に成果を上げてきているところでございますが、事業を進めてきている中で、
 ・国庫補助金の補助率カットによりこれまでの活動も十分に行えない、また、
 ・回収活動をもっと拡充をという声がある一方で、人手が足らずボランティア方々等の参画がさらに必要
という要望が上がってきているところでございます。
 そのような様々な課題も生じてきている中、京都の海を守る活動を継続し更に発展させていくため、財源確保に対しましては、漂着物は、地域に責任のない海外からの漂着物も多いことから、国が財源確保などについてしっかりと対応するよう、府や知事会を通して引き続き強く要望してまいります。
 また、人手不足などの課題に対しては、例えば、
  ・海岸漂着物への理解を楽しみながら深めてもらえるよう海岸清掃と、地域との交流などを組み合わ   せた取組を、
  ・こうした活動を踏まえ、モデルフォレストのような府民みんなで京都の海をきれいにする仕組み
 さらに、
  ・清掃用具・機械等の共同購入や共同利用化、
  ・内陸部も含めた流域が一体となった発生抑制事業
などについて、内陸部の市町村の方々にも参画いただくなど「協議会」の体制も強化し、地元の方々の御意見もお聞きしながら、新たな仕組みづくりについて研究を進めてまいります。







posted by 舞 at 18:46| Comment(0) | 活動日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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