2024年06月30日

京都府議会6月定例会 一般質問(6/17)*地域の歴史・伝統・文化の伝承について*災害対策と国民保護について

内容
1 地域の歴史・伝統・文化の伝承について
2 災害対策と国民保護について

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 *動画はこちらからご覧ください。
https://gikai.congress-streamsp.jp/KyotoPrefGikai/embedPlayer.asp?Id=20240618113128

 *質問内容の要旨と答弁は以下をご覧ください。

1 地域の歴史・伝統・文化の伝承について

(1)平成18年に教育基本法の改正により、教育の目標の一つとして「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと」が加えられ、本府では、京都府教育振興プラン等にその方針を定めた。郷土愛は、地域社会の結束を深め、地元への誇りと愛着、地域の一員としての責任感醸成に役立つことから、Uターン施策においても有効と考えるが、本府では、郷土愛を育む教育にどのように取り組んでいるのか。 
            

(教育長答弁)
地域の歴史・伝統・文化の伝承について
 子どもたちが地域の歴史・伝統・文化を学び、理解を深めることは、豊かな人間性を育み、日本人としての自覚、郷土に対する誇りと愛着を高め、地域社会を支える人材育成に繋がる極めて重要なことであります。
 特に、永い歴史と伝統が息づき積み重ねられてきた京都府においては、日本を代表する伝統や文化が数多くあることから、これらを十分に活かした教育を行うことが大切であると考えております。

 そのため、まず、教職員自身が京都府の歴史や伝統・文化について、自ら学び、気付き、理解を深めることが必要であり、議員御紹介の「京都府の『歴史・伝統・文化』を学ぶために・教えるために」を毎年、全ての初任者・新規採用者へ配付し研修などにおいて活用しているところでございます。

 授業においては、例えば、社会科では、議員御指摘の縄文時代を含めて、我が国の歴史、地域の伝統や文化について学ぶ過程の中で、それぞれの時代における社会背景や生活環境などから、当時の人々の想いや願い、知恵や工夫を理解し、多角的に思考することを通じて、郷土を愛する心を育むことに繋げています。
 また、総合的な学習の時間においては、それぞれの地域にある公共施設や歴史、自然などを題材にして、自分自身と地域の繋がりについて主体的に、かつ深く学ぶことで、地元への誇りと愛着、地域の一員としての自覚を芽生えさせられるよう取り組んでおり
ます。
 こうした学習を推進するため、今年度から、これまで中学校における課題解決型学習の成果を発表する機会として開催しておりました「明日へのチャレンジコンテスト」に小学校交流部門を新たに新設するなど、より深い学びの実現を図ってまいります。
 
 府教育委員会といたしましては、それぞれの地域にある人的・物的資源を有効に活用しながら、子どもたちが、地域の歴史、伝統や文化の良さについて理解を深め、郷土を愛し、よりよい社会の創り手となれるよう取り組んでまいります。



(2)地域の歴史・伝統・文化は地域の誇りとなり、観光においても、観光を通して住民の生活や心が潤うことが重要と考えることから、暮らしていても知らない地域の資源や素晴らしさを普段から身近に把握できる工夫が必要であり、史跡や神社仏閣、文化財等の由来や史実を知るツールとして、掲示板や説明看板、インバウンドに対応した多言語対応QRコード等の更なる充実が必要と考える。来年に大阪・関西万博を控える中、周遊観光も具体化してくると思われるが、京都市や関西広域連合等と連携した今後の取組はどうか。



(知事答弁)
 京都市や関西広域連合と連携した周遊観光の取組について
 現在、観光需要はインバウンドを中心に急激に回復しておりますが、都市部に偏在しており、京都においては、嵐山や祇園など一部の観光地に観光客が集中しております。     
 観光客の分散を進め、観光がもたらす地域活性化の効果を各地域に波及させるためには、各地の観光資源を磨き上げ、多様な魅力をテーマやストーリーで結んだ上で、インバウンドも意識した情報発信を行うことが効果的であると考えております。
 そのため、京都府ではこれまで、「もうひとつの京都」による誘客を進めますとともに、京都の強みである「食」を共通のテーマに府域全体を繋ぐ「食の京都推進事業」を、京都市と連携して実施することで、府域への周遊観光を促進してまいりました。

 さらに、関西広域連合においても、令和3年から8つの広域周遊ルート「THE EXCITING KANSAI」の造成に取り組んでおり、例えば、4府県を結ぶ「山陰海岸」ルートでは、「海岸と美の恵み」というテーマで変化に富む海岸の魅力を体験できる旅行商品を企画いたしました。
 大阪・関西万博の開催期間には、広域周遊を更に促す取組の強化が必要だと考えており、昨年3月に関西広域連合の構成府県市や民間企業などとともに「EXPO2025関西観光推進協議会」を設立したところでございます。

 この協議会では「サステナブル」や「ガストロノミー」など、万博に沿ったテーマで集めた約500件の関西各地の魅力的な観光コンテンツを活用して、新しい旅行商品の造成などを進め、万博に来場されると見込まれる2,800万人を、京都をはじめとする関西各地の周遊につなげる取組を推進することとしております。    
 
また、4月の府市トップミーティングにおきまして、京都府と京都市が連携して、多様な魅力をテーマとして周遊観光を推進することに合意し、今定例会に「府市連携周遊観光促進事業費」の予算案を提案しております。 
 御議決を頂きましたら、京都市と連携し、府市両エリアの多様な魅力を活かしたコースの造成に取り組むこととしております。
 今後とも、京都市や関西が持つ魅力を組み合わせることにより、京都観光の魅力を高め、観光客の広域周遊を更に進めるほか、QRコードなどのデジタル技術も活用し、地域の歴史や文化財といった魅力を多言語で発信する取組を促してまいりたいと考えております。

2 災害対策と国民保護について
 
(1)令和6年能登半島地震では、原発と地震の複合災害の備えについて指摘されており、高浜原発より30km圏内にある舞鶴市等では、緊急輸送道路が土砂災害警戒区域に入っている箇所があるため、道路寸断時の対応、実効性あるヘリ等の空路による救助と支援の強化、海路の活用等が一層求められるが、能登半島地震の検証から、原発災害時の避難をどのように強化していくのか。


(答弁)
 原子力災害による万が一の緊急事態に備えて、災害から府民の生命と財産を守るためには、平時から、国や関係市町、自衛隊などの関係機関と連携して、避難体制に万全を期することが重要だと考えております。
 
 このため、京都府では、地震などの自然災害と原子力事故による複合災害を想定した広域避難計画を策定し、国や関係市町と連携して、避難道路や放射線防護施設を整備するとともに、消防や自衛隊と連携し、実動訓練に取り組んでいるところでございます。
 
 令和6年能登半島地震では、原子力発電所の周辺地域も含めて、道路の寸断による孤立が発生し、沿岸部を中心に、陸路による救助や支援活動に支障が生じたことから、原子力事故を想定した多層的な避難経路の確保や長期化する屋内退避への備えを強化する必
要があると考えております。
 
 このため、避難経路の確保につきましては、道路の拡幅や法面保護などの対策をさらに進めるとともに、代替道路の整備も見据えて、今月、国に対して、財源の大幅な拡充を求める政策提案を行ったところでございます。また、道路の寸断により孤立地域が発生した場合の空路による救助・避難を想定し、現
在、ヘリポートの整備にむけて、検討を進めているところでございます。                    

 さらに、本年12月の原子力総合訓練では、海路・空路による避難の実効性を高めるために、海上自衛隊や海上保安庁と連携して、ヘリや船舶を使った孤立地域からの救助・避難訓練の実施にむけて調整を進めているところでございます。
 
 また、住家被害が発生した場合の屋内退避への対策につきましては、原子力発電所から30km圏内に17箇所を整備しております放射線防護施設の新規整備を進めることとし、現在、関係市町との間で候補施設の選定にむけて協議を進めているところでございます。
 今後とも、国や市町、関係機関との連携を強化し、原子力災害に対する避難体制の強化に万全を期してまいりたいと考えております。


(2)舞鶴若狭自動車道全線4車線化については、令和4年6月定例会の一般質問で「京都府域で残る舞鶴西IC〜舞鶴東IC間の4車線化については、災害時の緊急輸送道路でもあり、避難や物資輸送の大動脈として機能するとともに、原子力災害時においても円滑な広域避難に必要不可欠」との答弁があったが、事業目処が立っていない現状では、大量避難の際に渋滞が発生し、緊急救助に支障を来す恐れがあるため、早期実現を図るべきと考えるがどうか。

(答弁)
 舞鶴若狭自動車道の4車線化について
 舞鶴若狭自動車道につきましては、大規模地震や原子力災害などの災害時に広域的な避難を担うとともに、京都舞鶴港と山城総合運動公園などの広域防災活動拠点との間などで支援物資の輸送を担う重要な幹線道路でございます。                  
 舞鶴東ICから福井県側の若狭(わかさ)上中(かみなか)ICまでの区間については、国において、優先して4車線化整備をしていく区間に、位置付けられておりますが、舞鶴西ICから東ICまでの区間のみが4車線化の対象とされていない現状に対しましては、避難や輸送の観点から大きな課題があると考えております。

          
 全国に約1,800kmある暫定2車線区間の中で優先的に4車線化整備をしていく区間につきましては、国において渋滞や事故防止等の観点から定められた客観的指標に基づき示されておりまして、定期的に見直されるものと承知しております。
京都府といたしましては、今後の見直しにおいて優先整備区間に位置付けられるよう、引き続き指標の見直しも含めて要望を行うなど、災害時にも信頼性の確保された道路ネットワークの整備に努めてまいりたいと考えております。

(3)能登半島地震では、能登半島唯一の自衛隊施設である航空自衛隊輪島分屯基地のわずか40名の隊員で人命救助や患者搬送、大津波警報により基地前に避難してきた住民の受入、物資の配付等を対応された。府北部地域には、自衛隊の関係機関が多くあり、広域的な災害対策支援拠点となり得ると考えられるが、本府における自衛隊等との連携体制と危機管理対応はどのようになっているのか。  


(答弁)
自衛隊との連携と危機管理対応について
 近年、自然災害が頻発化、激甚化する中、迅速な人命救助や被害の拡大防止において自衛隊との連携強化は、大変重要であると考えております。
 そのため、災害発生の可能性が高い時には、事前に担当部隊の連絡員を受け入れているところであり、その活動スペースを、危機管理センター内に整備しているところでございます。

 また、例年の自衛隊などの防災関係機関との連携強化を図るための訓練とあわせて、今年度は近畿2府7県による合同防災訓練を10月に開催することとしております。

 この訓練では、知事の要請により出動した陸上自衛隊による救助や、海上自衛隊によるDMATと連携した医療救護と、艦船による救援物資の輸送活動など、連携した訓練に取り組んでまいります。



(4)国民保護法には、日本が武力攻撃を受けた時や大規模テロにさらされた時に、国民の生命・財産を守るため、「避難」「救援」「武力攻撃に伴う被害の最小化」の3つを柱として、国、都道府県、市町村や指定公共機関等の役割が規定されている。都道府県の役割として、緊急通報の発令や住民に対する避難の指示等の情報伝達手段、救援等の体制があるが、本府の取組状況はどうか。


(答弁)
国民保護の取組みについて
 京都府では、武力攻撃などの危機事象から府民の生命や身体を守るため、緊急情報の伝達には関係機関に一斉送信を行うLアラートシステムを活用するほか、身体を保護し物資提供を行う避難施設として、地下にある鉄道駅や学校等を指定するなど、京都府国民保護計画に基づく取組を進めているところです。

 また、より実効性を高めるため、国と連携した情報伝達訓練に加え、今年度は、弾道ミサイル飛来に関する情報伝達と住民避難の訓練を、宇治市とともに実施することとしております。

 今後とも、国や市町村、自衛隊などの関係機関との連携を強化し、京都府における危機管理体制の充実を図ってまいりたいと考えております。

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2024年06月01日

【6月1日 舞鶴の伝統行事「雄島参り」】



 晴天の中、三浜区から船に乗船して約30分、若狭湾に浮かぶ冠島へ海の安全や豊漁を祈願する「雄島参り」へうかがいました。漁船には大漁旗に太鼓と笛の祭囃子、老人島神社では古式豊かな祈願祭が行われました。大浦小学校の6年生が参加し、このような伝統行事を体験することはとても意義のあることだと思います。

 先人から引き継いだ地域への思いを現代に生きる地域の方々が守り、次代に繋げていこうとされる伝統行事に心から感動し、また、冠島(雄島)のあまりの神々しさに圧倒されれました。幻の大地凡海郷(おおしあま)等の伝承や伝説も学んでいきたいです。ますます、郷土愛が深まります。

 *冠島は、無人島でオオミズナギドリの繁殖地として天然記念物に指定されていて(昭和40年にオオミズナギドリは京都府の鳥に指定されています)、島内にまつられている老人島神社の例大祭が行われる6月1日の「雄島参り」のみ上陸が許されています。

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#おはら舞 #小原舞 #京都府議会議員 #舞鶴市 #雄島まいり #地域の伝統行事
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2024年05月29日

【九州方面にて会派管外調査 5/27-5/29】


*「スタートアップ支援について」
FGN(Fukuoka Growth Next)運営事務局(福岡県福岡市)

 福岡市のスタートアップを支援するため2017年に旧大名小学校跡をリニューアルした施設であり、「福岡スタートアップエコシステムの中心」となっています。
 国家戦略特区に指定されてから規制緩和により相談の時間を平日9〜17時から10時〜22時に利用しやすい時間にする等、”どこよりも創業しやすい都市へ”を目標に取り組まれていて大変参考になりました。
 私も愛用させていただいているYAMAP(国内No. 1の登山アプリ)も福岡にて創業されています。
 今回は、3名の方から発酵食品、未利用魚の利用、管理栄養士による食事分析専用アプリの開発等の事業についてお話しをうかがいました。印象的でしたのは、若い方々が、社会課題解決型の起業に取り組んでおられること、理念があること、そしてプレゼンテーション能力の高さ、人としての魅力があることです。「公益経済」「公益資本主義」のヒントをいただけました。地域に取り入れ、また何か繋げられるよう研究を深めていきます。

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*豪雨災害の復興の取り組みについて
人吉市役所(熊本県人吉市)

 お忙しい中、松岡隼人市長、宮原将志議長をはじめ担当課の方々に大変お世話になり、大きな被害となった令和2年の7月豪雨の当時の状況と復旧、復興の取り組みと災害の検証をいかに活かしていくかについて学ばせていただきました。災害廃棄物対策(単一廃棄物のみの持ち込みの優先、ファストレーン設置による渋滞の緩和)や避難所への物資支援等(平時からの置き場の検討、設定。時系列的なニーズの把握)における検証結果を京都府にも提言していきたいと思います。

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*文化財(国宝青井阿蘇神社)の被災状況と復興への取り組みと備えについて
(熊本県人吉市)

 福川義文宮司により当時の状況や復旧・復興についてお話しをうかがいました。
・SNSによる呼びかけによって学生、若者のボランティア支援や地域の方々のコミュニティの場として支援物資拠点としての役割を果たし企業からの物資支援も多くあった。
・水没により錆び付いた刀剣修復のためにクラウドファンディングを実施し、目標額500万円に対して、約3500万円の支援、支援者は約3261人にのぼった。
・水害後に新設された「青井の杜国宝記念館」(建築家 隈研吾氏の設計) では、「相良700年が生んだ保守と進取」というテーマを掲げ、地域の活性化と復興に尽力されている。
 歴史と文化とアイデンティティーを守り、現代に生(活)かし続けること、地域を愛する心も学ばせていただきました。

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*半導体関連企業等進出状況また地域の影響等について
熊本県庁(熊本県熊本市)

 TSMC(世界最大手の半導体受託生産 台湾積体電路製造)が菊陽町に第1工場を建設し、雇用予定者数は約1700人(うち台湾からは家族含め約750人が来熊)にのぼり、小さな町の地域経済へのインパクト、雇用の動向、さらに国策としての半導体産業支援についてお話しをうかがい、意見交換をさせていただきました。
 人口減少、少子高齢化が進む地方において、若者が少なく人材不足を抱える中で、熊本県、菊陽町の状況をうかがい、現地を調査できたことは意義深く、今後の参考といたします。

 
大変、充実した調査となりました。これらの学びを京都府政に反映してまいります。

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2024年05月26日

護衛艦やはぎ入港歓迎行事と細川幽斎田辺城まつりに参加いたしました。

【5月25日(土)、26日(日)の地域活動】
 週末は、様々な会合や地元行事に参加させていただきました。
* 護衛艦 やはぎ 入港歓迎行事
21日に就役したばかりの最新鋭艦で舞鶴を母港とする第14護衛隊の所属になります。
省人化とレーダーに捕捉されにくいステルス性能を高めているため、他の護衛艦と比べても、コンパクトで斬新な外観となっています。
ようこそ舞鶴へ、心から歓迎申し上げます。

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*第33回まいづる細川幽斎田辺城まつり
 明倫小学校の生徒たちによる講談「田辺城籠城の一席、保安学校の学生さんと詩吟の会の方々による籠城から古今伝授の芝居、とても素晴らしかったです。
 地域の歴史を深く知ることで、より一層、愛着や誇りを感じられます。郷土の歴史を研究してこのような取り組みがさらに広まるよう発信していきます。
 「古今伝授」とは、「歌道の最高峰といわれる古今和歌集の講釈を、師匠に入門して教わることをいいます。(中略)この時、幽斎以外に伝授者は誰もおらず、秘伝が途絶えてしまうことを憂いた朝廷が幽斎の助命に動き、最後は後陽成天皇の勅諚(ちょくじょう)により、奇跡の無血開城に導かれました。」(田辺城資料館より)

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 「文化の力」に感嘆するとともに、田辺城の籠城によって西軍の1万5000の兵を舞鶴に足止めさせていたことによって関ヶ原の戦いの結果に大きな影響を与えたことも、幽斎公の功績と言えます。

 「いにしへも 今もかはらぬ世の中に こころの種を残す 言の葉」

 大和言葉は、本当に美しい。


#おはら舞 #小原舞 #京都府議会議員 #舞鶴市 #やはぎ #護衛艦 #古今伝授 #細川幽斎
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2024年03月31日

「おはら舞ニュースレター My Wave no.32」を発行いたしました。

この度、「おはら舞ニュースレター My Wave no.32」を発行いたしました。
ぜひともご覧いただけますと幸いです。

 今回は、2月定例会にて審議された令和6年度予算等の報告をはじめ新シリーズとして「舞コラム」を掲載しました^^

 「舞コラム」
 大先輩から「虫の目」「鳥の目」について教えていただいたことがあります。「虫の目」は、虫のように近いところから物事を注意深く見る視点、「鳥の目」は高いところから全体を俯瞰(ふかん)し、物事の全体像を見渡す視点と言われています。
 私の活動で言えば、地域を歩くことが「虫の目」であり、コツコツと小さな一歩を積み上げて現場の実情を知り、「鳥の目」は、大局観を養うこと言えます。私の思想・哲学の拠り所は、経営の神様 松下幸之助翁です。ちなみに、松下翁を知ったのは、高校生の頃、東舞鶴図書館で見つけた書籍がきっかけであり、その後、松下政経塾入塾を目指しました。
 現在は、月1回に全国の同志と松下幸之助翁研究の第一人者である佐藤悌二郎先生(元PHP研究所専務取締役)、林英臣塾長(松下政経塾第1期生)から学びを受けています。3月は、「文明法則史学」(文明サイクルは、東西が800年周期で移行する)の講義を受けて大局的に時代の潮流を学び、危機感を感じております。これらの学びを京都府政にも落とし込んで政策提言に繋げてまいります。
 これからの時代の難局を乗り越えるために、何をなすべきか共に考え学ぶ勉強会や府議会報告会を開催したく思っています。関心のある方はご連絡くださると幸いです。

oharamai_no32_A[69].pdf

oharamai_no32_Bのコピー.pdf

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2023年11月27日

【 11/27(月)「海舞鶴みなと橋」開通式に参加しました】

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「海舞鶴みなと橋」が開通となり、臨港道路和田下福井線が全線開通!西舞鶴の大手交差点や国道175号戦の渋滞緩和が期待されます。
https://www.pref.kyoto.jp/kowanji/kaituu.html 詳しくはHPをご覧ください)
 式典にて挨拶させていただきました。
 相愛こども園の和太鼓演奏(可愛い、Tシャツにはまゆまろ(京都府のゆるキャラ)プリントが♪)や、テープカット、子どもたちと地域の皆さんと橋のわたり初めのセレモニー等、青空の最高の天候のもと賑やかに行われました。

”舞鶴は港で発展するまち!
は3つの部門で日本海側拠点港に選定され、コンテナ貨物取扱量は10年間で3.5倍に増加してきました。道路整備も進み、関西圏唯一の日本海側ゲートウェイとして今後のさらなる発展に向けて!!益々、重要度が高まってくると確信しています。
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2023年11月20日

【11月20日(月) 政策環境常任委員会 管内調査】

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@「川の港オアシス水のまち 京都・伏見」登録を契機とした施設の再整備について調査いたしました(伏見みなと公園広場)。
*全国唯一の「川のみなと」(内陸河川港)として十石舟・三十石舟が運行。令和3年に国土交通省の「みなとオアシス」に登録
▷京都府におけるみなとオアシスは、久美浜港、宮津港、伏見港に加え、昨年京都舞鶴港も登録されています。
「川の港オアシス水のまち 京都・伏見」登録を契機とした施設の再整備について調査:伏見みなと橋のバリアフリー化、公園、広場整備や川の活用について説明を受けました。

Aお茶の京都の取組について/宗円交遊庵やんたん(交流拠点施設)現地調査
 北部地域(海の京都、森の京都)の課題同様、2次交通(拠点となる鉄道等の駅から観光目的地まで行くための交通手段:バス等)、観光インフラの充実、宿泊してもらえる仕組みが重要だと感じました。
 宇治田原町は「日本緑茶発祥の地」です。緑茶の生みの親:永谷宗円生家や家康伊賀越えの道等をゆっくりと散策でき、南北に長い京都府ですがそれぞれの地域特性を活かしたまちづくりが行われています。
また、宇治田原町 湯屋谷はお茶漬けの永谷園さんのはじまりの地でもあり、永谷宗円翁のご命日の5月17日には学校給食で「お茶漬け」が出され郷土の偉人に思いを馳せるとのことです。

B国道24号城陽井手木津川バイパス及び府道宇治木屋線(犬打峠)について
 整備効果や進捗状況等、現地にて調査いたしました。
 府道宇治木屋線(犬打峠トンネル):犬打ち峠では道路幅が狭く、急カーブが連続し普通車の離合が困難な交通の難所となっています。トンネルが完成すれば、京都府が直接管理する一般道では最長のトンネルになります(約3k m)。

 それぞれの事業を視察し、効果や課題等を検証しながら引き続き提言をしてまいります。

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2023年11月16日

【11/16(木)関西広域連合議会 11月臨時会 @大阪府立国際会議場にて質問いたしました】(動画及び全文)

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関西広域連合設立の原点、そして私の衆議院本会議の初質問も地方分権改革であり、原点に立ち返って.三日月大造関西広域連合長(滋賀県知事)に質問させていただきました。
 地方分権改革は、なかなか難しく分かりにくいかも知れませんが、東京一極集中を解消し、地方の再生、活力を取り戻すための日本の成長戦略の次の一手だと思っています。
 質問の内容は下記に、youtube動画からご覧いただけますと幸いです。

https://www.youtube.com/watch?v=jusegck0OPo
*(質問の動画です 小原舞の質問は1番目、17:00(17分)くらいからご覧ください)

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(質問:答弁 全文)(1)地方分権改革の推進について


@ 出先機関改革について
 今回は初質問において、関西広域連合の原点とも言える「分権型社会の実現」、その手段としての国の出先機関の「丸ごと」移管についておうかがいし、また、私事ですが衆議院本会議での初質問が、2010年の「地域主権改革関連3法案」であり自身も原点に立ち返って質問させていただきます。
 2011年に地方側が求めていた「国と地方の協議の場」が法制化されたものの、国の出先機関の地方への移譲は進捗しておらず、文化庁、消費者庁の一部、総務省統計局の一部の関西への移転は実現しましたが、一丁目一番地であった出先機関改革に関しては、議論も下火になっています。

2010年に関西広域連合が設立されてから13年が経ちますが、設立の経緯は、平成15年7月に設置された関西経済界の呼びかけによる「関西分権改革研究会」からのスタートであり、その後、全国知事会の国の出先機関の原則廃止に向けての提案に対して省庁側から出先機関の行なっている事務には「府県を超える広域性」がある等の理由から地方への移譲は困難との反論が出たため、平成22年12月に各府県が多くの障壁を乗り越えて「府県を越える広域」の受け皿となる関西広域連合を設立し、地方分権の推進に対する強い覚悟を示しました。

 関西広域連合が移管を求めた国の出先機関は、7省12系統の出先機関の中で、当面は「経済産業局」「地方整備局」「地方環境事務所」の3機関について”丸ごと移管”を目指して提言をしてきましたが、国家公務員約30万人のうち、3分の2を占める出先機関を段階的に移譲していくことに中央官庁の強い抵抗があり、さらに東日本大震災が起きたことは出先機関改革の見直しに大きな影響を及ぼしました。津波被害など未曾有の災害の復旧復興に国土交通省地方整備局等の出先機関が主導して対応し、危機管理的な観点から出先機関の存続論に勢いを与えたと言われています。

 当時、出先機関改革を論議する国会内での会合では、各種関係団体からの意見聴取(ヒアリング)においてまずは、発災直後の対応をした地方整備局の移管について一斉に反対の表明が噴出したことを鮮明に覚えています。地方環境事務所についても、国際的に国立公園は国が責任を持って対応すべきものであり、国立公園を管理する自然保護官(レンジャー)の環境省職員としての誇りや業務についての言及もあり、さらに市町村からも多くの反対と不安の声が上がり、この3機関における移管は非常に厳しいと感じた次第でした。
関西広域連合として、「令和6年度国の予算編成等に対する提案書」の「分権型社会の実現」の中で、「国出先機関の地方移管の強力な推進」を掲げていますが、現在においてこの3つの機関の移管を同時に求めていくのか、どこに優先順位を置くのか、検証を踏まえて戦略的に取り組む必要があると思われます。

 そこで、おうかがいいたします。関西広域連合設立の原点に立ち戻り、どのように出先機関改革を進めていかれるのか三日月連合長のご見解をお伺いいたします。


A 分権社会における参加型民主主義の確立の必要性について
 我が国は、明治維新以来約150年もの間、中央集権体制の下で経済成長を遂げてきましたが、日本史上これほど東京一極集中が進んだ時代はかつてなく、地方への分配が機能しなくなりつつあり様々な弊害が出てきています。
 首都直下型地震・南海トラフ地震等の大規模災害事態を踏まえた体制づくりは、むしろ中央集権体制を強化する方向に進んでおり、どこで大災害が起きても、政府機能が麻痺することのないよう、平時から万全の体制を準備しておくべきですが、首都機能のバックアップ体制も構築できていないのが現状です。

 実際に、コロナ禍という非常事態において、新型インフルエンザ等対策特別措置法では、都道府県知事の権限・役割が大きいにも拘らず、国の方針、権限、財源が不明確で、地方が動きやすい体制になっておらず、地方の現場でそれぞれの実情に合わせて機動的に対処できる体制構築が急務と思われます。
 
 令和4年の「未来の希望を担う関西広域連合へ」の提言・意見集(同志社大学名誉教授の新川達郎教授)によれば、関西広域連合の目的が実現できなかった要因の一つとして、「国民やその経済においても東京一極集中や中央集権体制に対する具体的な批判の意識と行動が弱いことにある」と指摘されています。関西広域連合がその設立の趣旨に鑑み、「広域課題に地域が主体的に対応できる現実的な仕組みづくりを、関西が全国に先駆けて立ち上げ、地方分権の突破口を開く」ためには、自立と創造を目指し住民をはじめ基礎自治体としての市町村を巻き込んだ取り組みと機運の醸成が必要であると思われます。関西広域連合では、住民、市町村、経済界との間で広域連合協議会や意見交換会が行われていますが、より住民の声を反映できる手順や仕組みづくり等の整備、従来の方法から‘新たな参加のルート’の検討等に一歩踏み込んでいただきたく思います。

そこで、関西広域連合における住民参加と市町村の参画についての課題と今後の取り組みについておうかがいいたします。


(三日月広域連合長(本部事務局)答弁)
○ 私もいろいろなことを思い出しながら、この答弁を書かせていただきました。
関西広域連合設立後、第一に取り組みました国出先機関の地方移管に対しましては、まず一つは国出先機関が文字どおり廃止され、社会資本整備や災害対応から国が手を引いてしまうことや、二つ目に公共事業の箇所付け権限も移譲されること、また、三つ目として広域連合の機能拡充により、かえって都市部への一極集中が進むのではないかなどのさまざまな声が聞かれたところです。

○ これに対し、関西広域連合では、一つは国出先機関の権能がそのまま広域連合に引き継がれるばかりか、地域の意見や実情も反映しやすくなることや、二つは予算の配分、箇所付けなどの権限は国に残ること、また、関西広域連合は分野事務局ごとの業務首都制を採用していることなどの説明に努めましたが、平成24年の丸ごと移管法案閣議決定後、法案として国会に提出されないまま現在に至っているところでございます。
この法案は、国と地方で議論を積み重ねて組み立てられたものでございましたが、法案の内容以外にも、事務・権限の受け皿となる広域連合の状況がまだよく見えないとの御指摘もいただいていたところでございます。

○ 当時から十数年が経過し、情勢も大きく変化する中、分権型社会の実現はまだ道半ばの状況ではございますが、一方で、関西広域連合は、案内のとおりカウンターパート方式による被災地支援やドクターヘリ共同運航など、広域行政の実績を積み重ね、一定の評価を得るようになってきているのではないかと捉えています。
このような状況を踏まえまして、関西広域連合といたしましては、引き続き、関西圏域における広域行政の成果を積み重ねることに努め、事務・権限の受け皿たる能力を示すことにより、国の事務・権限の移譲につなげていきたいと考えております。

(三日月広域連合長(本部事務局)答弁)
○ 参加型民主主義の確立の必要性についてございますが、関西広域連合は、中央集権体制の打破と東京一極集中の是正に取り組むばかりでなく、関西広域の新型コロナウイルス感染症対策など広域事務7分野や政策の企画調整で実績を積んでまいりましたが、これらの推進にあたりまして、住民や市町村との関わりは大変重要であると考えております。
  従ってこのような議会で、構成府県市議会から代表として出て来られる皆様とのやりとりは私たちも非常に重視しているところでございます。

○ 市町村に比べ、住民参加のチャンネルが限られている関西広域連合にありましては、公募委員を含む多様な人々からの意見を吸い上げる場として、広域連合協議会を活用しております。
この協議会につきましては、関西を取り巻く情勢の変化に対応するため、定期的な体制の見直しも行っているところでございます。

○ このほか、関西経済界との意見交換会等を定期的に開催したり、広域連合が取り組む基本的な施策や条例等の立案過程におけるパブリックコメントなども実施しているところです。

○ また、市町村との関わりにつきましては、「市町村との意見交換会」を定期的に開催し、「ワールドマスターズゲームズ関西」の開催など、広域連合と市町村が連携して関西全体で取り組むことがふさわしい課題等についても議論してまいりました。

○ 今後とも、これまで構築してきた住民、市町村、経済界との関係を活かしながら、それぞれの主体とのタイムリーな議論を通じて、関西が直面する諸課題の解決や政策立案に活かしてまいりたいと考えています。

(大問1を通しての小原コメント)
○ ご答弁ありがとうございます。改めて分権型社会の必要性を訴えていくことを感じさせていただきました。大阪の地で創業された経営の神様こと、松下幸之助翁は「日本は極端な中央集権国家で、税金を中央に集めて、地方にばらまくようなことをやっている。これでは税金がいくらあっても足りない。だから地方分権を進め道州制にして、それぞれが頑張って、効率的な行政経営をするようにしなければならない」と述べられております。中央集権的な色彩の強い政治制度を改めて、地方の自主性を大幅に認めれば、地方全体の政治の生産性が向上し、国民活動も活発になり、結果、国全体としても大きなプラスになるだろうというものですが、私もそのとおりだと思っております。

○ 開催広域連合だからこそできること、強みは企画、調整、大胆な提案や構想力であり、様々なステークホルダーを巻き込んで関西発の地方分権改革を期待しております。

○ 関西広域連合は複数の府県が参加する全国で唯一の広域連合であり、関西から時代に即した統治機構改革の先駆けとなるよう、三日月連合長の下での引き続きのご尽力をお願い申し上げます。


(2) 防災・減災、危機管理体制の構築について
@ 原子力災害時の広域避難について

(私の地元の)舞鶴市は高浜発電所の PAZ(5 km圏内)に住民が居住し、全市が UPZ(30 km圏内) に入っており、全国で唯一、立地県以外で5キロ圏に入る自治体です。広域避難の場合は、例えば私の場合は、西方面は、神戸市長田区へ南方面は京都市左京区で避難をする等、京都府の府県外避難先としては、兵庫県・徳島県、滋賀県の場合は大阪府・和歌山県が広域避難先として定められています。
関西広域連合として、避難元と避難先のマッチング調整、広域避難の実施方針策定等の広域避難対策の推進や原子力防災訓練における広域避難訓練等を通して災害発生時における避難体制の強化等に取り組んでいただいているところです。しかし、避難手段や経路等が予め定められていても住民への周知が進んでおらず広域避難措置の運用について計画通りに行えるかについて様々な検証や避難元、避難先との平時からの連携等も必要かと思われます。
そこで、関西広域連合における原子力災害時の広域避難について、取り組みの進捗状況と課題についておうかがいたします。

A BCP(事業継続計画)の観点から港湾関係機能の強化について

関西広域連合の令和5年度国の予算編成等に対する提案として「太平洋側港湾との機能分担や相互補完により災害時におけるリダンダンシーを確保するため、日本海側拠点港湾に選定された京都舞鶴港及び境港の機能強化により広域的な観点から、関西の主要港湾における最適な物流基盤の運営体制や港湾機能の相互連携などによる、国際競争力強化に不可欠な物流基盤の機能を強化」することが挙げられています。
東日本大震災では、広範囲に太平洋側港湾が甚大な被害を受け、国内外のサプライチェーンに大きな影響を及ぼしましたが、新潟港や直江津港を含む日本海側港湾が太平洋側港湾のバックアップ機能を果たしました。

南海トラフ巨大地震等の大規模広域災害発生に備えて、平常時から複数の物流ルートを確保することが重視されるようになってきており、メインポートの代替・補完機能(リダンダンシー)として、日本海側の港湾を検討する企業も出てきていると聞いております。
そこで、東日本大震災における日本海側諸港が果たしたBCPの役割などを鑑み、港湾関係機能について太平洋側と日本海側が相互に補完する機能の強化と官民協働により迅速に計画を推進できる体制づくりが必要であると思われますが関西広域連合としてどのように取り組まれるのかご見解をおうかがいいたします。

また、東北地方では、大規模災害時の港湾における広域連携の必要性から関係機関の役割と事前の対策を整理した「東北広域港湾BCP」を策定し、各港湾の港湾BCPを自律的に機能させるために、「東北広域港湾防災対策協議会」を設置し、連携強化を図っています。
関西広域連合における広域港湾B CPの取り組みについておうかがいいたします。


(斎藤委員(広域防災局)答弁)
○ 関西広域連合では、福井県に立地する原子力施設における事故を念頭にしまして、平成24年に「関西防災・減災プラン(原子力災害対策編)」を策定いたしました。その中で、原子力災害発生時の対応方針や体制を定めております。特に議員御指摘の広域避難についてでございますが、福井県、京都府、滋賀県から府県外への避難が必要とされる住民について、関西全体で受入を行うこととし、平成25年に策定をした「原子力災害に係る広域避難ガイドライン」におきまして、カウンターパート方式による避難元と避難先市町村のカップリングを行っているところでございます。

○ 避難元となる3府県では毎年原子力防災訓練を実施しておりますが、関西広域連合もこの訓練に参加し、関係機関の連携体制の確認や職員の緊急対処能力、住民の原子力防災知識の向上等に取り組んでおります。更には、県外への広域避難訓練も実施し、広域避難ガイドラインの実効性向上を図っていくところです。

○ 今年度は福井県と合同で実施し、避難元市町と私の地元である兵庫県内の避難先市町との間の意見交換会を実施するとともに、福井県高浜町と兵庫県宝塚市・三田市・猪名川町による広域避難訓練を実施いたしました。高浜町民約200名に参加いただき、大型ヘリやバス等による県外への広域避難を行うとともに、訓練準備や避難者受入作業を通じて関係職員の顔の見える関係が構築されるなど、広域避難に携わる自治体間の連携促進につながったと考えております。

○ 議員御指摘のとおり、平時からこのような準備を行っていくことが大変大事ですし、私自身も福島第一原発の事故の際に、福島県の飯館村が全村避難の対象となりましたが、その時に私は総務省におり、現地に派遣されました。広域避難の仕事をさせていただきましたが、なかなか大変なことですので、そのような意味でも平時から国や関係府県が連携し、準備をしていくことが大事だと考えております。これからもしっかりとやっていきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。

(三日月広域連合長(本部事務局)答弁)
○ BCPの港湾関係機能強化についてでございますが、太平洋側港湾と日本海側港湾は、大規模災害時における代替輸送等の相互補完によるリダンダンシーとしての機能を有する大変重要なものであると認識しております。

○ 関西における広域港湾BCPにつきましては、近畿地方整備局が官民協働で設立している大阪湾港湾機能継続計画推進協議会において大阪湾BCPを策定しております。
現在、この協議会では、広域的な連携として大阪湾BCPに京都舞鶴港を組み込むことや、災害時における緊急輸送の実効性向上等について、検討が進められていると承知しております。

○ 関西広域連合としては、この協議会での検討状況を注視しながら、広域連合として作っております広域インフラ検討会において、主要港湾の相互補完等の連携施策について検討してまいりたいと存じます。
また、国に対しましては、引き続き、主要港湾の機能強化を求めるとともに、必要な要望を積極的に行ってまいりたいと存じます。

(大問2を通しての小原コメント)
○ ご答弁ありがとうございます。まさに訓練等を通して、原子力災害時における避難元と受入先である避難先との平時からの連携を引き続きよろしくお願いいたします。

○ 一方で、原子力災害と南海トラフの場合は、私の地元の舞鶴港は30年以内に震度6以上の地震発生率が概ね0.1%から3%未満と出ております。だからこそ海軍、鎮守府が設置された地理的特性もありますし、双方の支え合い、連携をこれからも進めていただけたらと思いますので、よろしくお願い申し上げます。

(3)関西MaaSについて
 
 関西広域エリアにて鉄道7社が連携して関西MaaS協議会を設置し、2023年9月にKANSAIMaaSアプリが始動しています。

まずは、関西MaaSの利用促進についておうかがいいたします。
この取り組みは関西圏の発展に資する取り組みであり、この視点においては、鉄道事業者で連携して進めている取り組みを行政も一体となって促進することでより観光・商業・地域経済の発展にも貢献できるのではないかと期待しています。

 その中で、まず観光客や住民の皆様が利用していただくことが重要であり、そのプロモーションや利用促進施策を関西広域連合としても一丸となって取り組むことが必要かと思われます。あわせて目的地となる観光地や、また今後ご当地のグルメや名産品と連携することで地域経済の発展にも貢献できると考えられ、この大きな関西広域のデジタルプラットフォームを活かしていくような施策を考えていただきたいと思いますが、ご所見をおうかがいいたします。

また、このような広域での取り組みは日本初であり、達成には困難も伴うので支援も必要となってきます。同様の取り組みが九州エリアでも立ち上がっていると聞いていますが、関西が先行して進んでいるようでありながら、特に九州では行政も入って官民連携で進められている点は関西エリアとの違いと言えます。
今後関西広域エリアでの取り組みが日本全国での広域エリアでの取り組みの参考になるものだと考え、行政としてもしっかりその取り組みに連携していることが重要です。そのため、どのように活用・支援ができるかをしっかり考え、行政としてのそのノウハウやうまくいったこと、うまくいかなかったことを他エリアとも積極的に情報交換し、広域連携同士でお互いを高め合うような大きなビジョンも描いてもよいのではないかと考えますがご見解をおうかがいいたします。


(三日月広域連合長(本部事務局)答弁)
○ 関西におけるMaaSの取組につきましては、近畿運輸局が「関西MaaS推進連絡会議」を設置し、この会議には、私ども関西広域連合のほか、大阪府・大阪市、関西経済界や日本国際博覧会協会、関西の鉄道7社を運営主体とする「関西MaaS協議会」などが参画して、官民一体で取組を進めております。

○ 議員お示しの「KANSAI MaaSアプリ」は、今後、機能・サービスが逐次拡充され、大阪・関西万博以降も関西地域の更なる活性化に大きく貢献できるサービスへと進化させていくと伺っているところでございます。

○ このアプリの開発に際しまして、関西広域連合は、観光情報の提供により協力してきたところであり、今後も機能拡充に向け、新たな情報提供を行うこととしております。
更には、関西パビリオン、ひいては大阪・関西万博への誘客促進のため、このアプリを積極的に活用してまいりたいと存じます。

○ また、他のエリアとの積極的な情報交換につきましては、関西では御指摘の九州エリアでの取組に先行して、このアプリの開発が行われましたことから、アプリがリリースされた後の成果や課題につきまして「関西MaaS推進連絡会議」を通じて他地域との情報共有を行いまして、広域的なMaaSの発展に寄与してまいりたいと存じます。

(小原議員コメント)
○ ご答弁ありがとうございます。関西MaaS、大変楽しみにしております。日本版MaaSの第一人者である日高洋祐(ひだかようすけ)さんが「業界の利害関係を越えて、誰もが便利に移動できる社会を実現したい」といった思いを述べておられ、この成功のためにはやはり一体となって、利便性向上のため取り組んでいただきたいと思っております。

○ 大阪、関西全域で、この未来社会の実験場である大阪・関西万博のレガシーとしてしっかりと残るよう、国への要望をはじめ、推進をよろしくお願い申し上げまして、質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。


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(関西広域連合長 三日月大造滋賀県知事と)
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2023年11月15日

【11/15(水) 政策環境建設常任委員会 管外調査 3日目】

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⚪︎水道事業の広域化について@香川県高松市
 人口減に伴う需要縮小、設備の老朽化等により今後水道を維持できない事例が続出する恐れがある▷香川県は平成30年に県内16市町の事業を統合し、全国初の「1県1水道」体制をつくる。
(京都府では)
 3つの圏域(南部・中部・北部)に「京都府水道事業広域的連携等推進協議会」を設置して広域化について検討をしている。南北に長い京都府と香川県では地理的特性が異なりますが、持続可能な水道事業のあり方について参考になりました。
⚪︎太陽光パネルリサイクル研究プロジェクトについて@平林金属リサイクルファーム御津(岡山県岡山市)
(課題)寿命で廃棄される太陽光パネルの量は2030年代後半に急増すると見込まれています。
(取組)
 平林金属株式会社では、2019年2月から太陽光パネルリサイクルの研究プロジェクトを開始し、太陽光パネルの大量廃棄時代に向けたより精緻なリサイクルスキーム構築に取り組まれています。
 太陽光パネルの利用終了から解体・撤去、収集・運搬、リユースに向けて、分別回収の徹底などルールが必要であり、大量廃棄を見据えて様々な法整備等が求められます。
 3日間にわたる管外調査での学びを京都府における各施策に参考にしていき、問題意識を持って取り組んでまいります。
#おはら舞 #小原舞 #京都府議会議員 #舞鶴市 #管外調査
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2023年11月14日

【11/14(火) 政策環境建設常任委員会 管外調査 2日目】


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@デジタル技術とデータの活用による地域課題解決の取組について@香川県 高松市 かがわDX Lab
https://kagawadxlab.pref.kagawa.lg.jp/about/
(かがわDX Lab HP)
若い世代(15〜29歳)の転出超過数が拡大→(学生アンケートから)働きたいと思うような企業や仕事が増えれば県内に就職したいという声がある。
▷「若者が魅力を感じる働く場の確保が不可欠」▷情報通信業及びその関連産業は、若者にとって魅力的で将来の成長が見込まれる有望な産業分野というところに着眼した事業です。
かがわDX Labとは:令和5年4月オープン
”香川県内を一つの生活圏”として、デジタルによる地域課題解決を通じたまちづくりに取り組む官民共創のコミュニティ。
 県内の市町村(8市9町「オール香川」で!)との連携について:市町村のデジタル活用の地域格差を県としてどのように支援していくのについて質問いたしました。
▷そこが課題となっているということで、人口規模の小さな町や高齢化が進む地域においても、デジタル技術の活用により地域課題解決につながるよう、研究していきたいと思いました。
Q)地域課題解決の具体例として
*官民共創:民間 30社程度が参画、学びの場
*県下全域を対象としたフィールドワークで課題の抽出・明確化
*事業者提案型
→観光・移住促進、マイナンバーカードを活用した官民共創引越し手続きのワンストップ化等
*自治体探求型
→児童相談所等支援体制強化(支援のスピード、質の向上)、関係人口創出等


A四国山地砂防事務所における砂防事業、流木対策の取組について@国土交通省四国地方整備局四国山地砂防事務所(徳島県三好市)
(現地調査)
*善徳排水トンネル(工事現場)
*擬石パネルを利用した砂防堰堤及び流木対策施設
*擬石パネルを利用した護岸工事の現場
 今回の現地調査では、国直轄の事業(地すべり対策災害関連緊急事業)で、新技術(ドローンを利用した空中電磁探査等で地下水や亀裂の多い場所の推定をすることが可能となっている)について質問し、詳しく教えていただきました。
 例えば、地下水がどこに多くたまっているかを調査することで、排水トンネルの設置場所の最適化、効率化、コスト削減に寄与します。
 このような、新たな取り組みを京都府(都道府県)でも取り入れられるよう研究していきます。
 舞鶴市も多大な被害を受けた台風7号被害では、山地災害危険地区に指定されていない箇所、小渓流の山腹崩壊が起こりました。いつ、どこで災害が起こるか予想がつかないため、平時から森林調査、流木対策、森林整備の必要があり、今後も質問等で取り上げていきます。


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